安倍総理大臣は衆議院決算行政監視委員会で、国家戦略特区での大学の獣医学部の新設をめぐり、みずからの意向は入りようがないと述べたうえで、民進党が文部科学省内で共有されていたと指摘している文書などは出どころが不明だとして、改めて調査する必要は無いという考えを示しました。 これに対し、安倍総理大臣は「脱退を表明したことは残念だ。アメリカは世界第2位の温室効果ガス排出国であり、引き続きアメリカに対し、気候変動問題への取り組みの必要性を働きかけ、ともに協力していく方法を探求していきたい。また、パリ協定を支持する国々と連携し、協定の着実な実施を進めていく」と述べました。 民進党の今井雅人氏は、学校法人「加計学園」が国家戦略特区に指定された愛媛県今治市に計画している大学の獣医学部の新設をめぐって、「文部科学省の前川前事務次官は、『加計学園ありきという暗黙の了解があった。行政がゆがめられた』と言っており、