自営業者、不動産を持っている人、多くの資産を持っている富裕層は、プライベートカンパニーをつくって税を逃れることも多い。 プライベートカンパニーは、ざっくり言えば個人の収益や資産を管理するためにつくった会社のことである。 普通の会社とどう違うかというと、普通の会社は、世間からお金を集め、それを資金に収益をあげることを目的としているが、プライベートカンパニーは、個人の節税や収益資産管理が最大の目的であるということだ。 プライベートカンパニーといっても、一般の会社と法的な区別があるわけではない。一般の会社と同じような形態(株式会社など)を取りながら、あくまで個人の収益、節税を目的とするのである。 日本の会社のほとんどが、実はほぼプライベートカンパニーなのである。 自営業者は、サラリーマンなどに比べて、かなり税金が割安になっている。 ただし、自営業者の事業がそれなりに大きな規模になると、「生活費を