米国と国境を接するメキシコ北部の町ティフアナのエルチャパラルに集結した、米国を目指す中米からの移民ら(2018年11月22日撮影)。(c)Pedro PARDO / AFP 【11月23日 AFP】米国を目指す中米からの移民集団(キャラバン)の数百人が22日、米国と国境を接するメキシコ北部の町ティフアナ(Tijuana)で橋に集結し、緊張が高まった。 上空に米国のヘリが飛ぶ中、移民たちは先週から滞在していた保護施設を正午すぎに出て、約1キロ離れたエルチャパラル(El Chaparral)橋に向かった。ほとんどが成人男性だった。すぐ近くの国境を越えれば米カリフォルニア州サンディエゴ(San Diego)に入る。 ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は22日、米メキシコ国境の「全面封鎖」をほのめかしていた。 集まった移民らに地元当局者と人権活動家がメキシコにとどまることの利点