都内のショールームに展示された温水洗浄便座(2010年8月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/Kazuhiro NOGI 【2月26日 AFP】中国では近年、おしり洗浄や便座暖房、乾燥などの機能がついた日本の温水洗浄便座が大人気だが、これに苦言を呈する社説が26日、中国国営紙に掲載された。 中国共産党の機関紙・人民日報(People's Daily)の国際版、環球時報(Global Times)は中国語版と英語版双方に「日本製の温水洗浄便座人気は誇張されている」と題した社説を掲載。中国人が日本製の洗浄便座を買うことは、中国の「日本製品ボイコット」に対する当てつけだとし、「国内需要の低迷に直面している時期に、日本の店舗に殺到する中国人観光客は褒められたものではない」と苦言を呈した。 日中関係は東シナ海(East China Sea)の尖閣諸島(Senkaku Islands、中国名:釣魚島