アップル製スマートフォンの広告。独ベルリンで(2020年10月1日撮影、資料写真)。(c)John MACDOUGALL / AFP 【9月4日 AFP】米アップル(Apple)は3日、スマートフォン「iPhone」などの同社製端末で導入を予定していた児童ポルノ対策について、プライバシー侵害だとの批判が出たことから、導入を延期すると発表した。 アップルは先月、iPhoneやタブレット型端末「iPad」を対象に、米国内のオンラインストレージにアップロードされる児童性的虐待の画像を検出し、通報する技術を近く導入すると発表。その直後、デジタル権利団体は、アップルの基本ソフト(OS)改変によって、政府などが利用できる「バックドア(セキュリティーの抜け穴)」が生じる恐れがあると指摘していた。 アップルは、消費者や権利擁護団体、研究者などからの反響を理由に、延期を発表。「これらの非常に重要な児童保護機
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