日本経済新聞の電子版。「ビジネス」に関する最新のニュースをお届けします。
日本経済新聞の電子版。「ビジネス」に関する最新のニュースをお届けします。
LCROSSの月面衝突の想像図。ロケット(右)に続いて探査機(左)が南極近くのクレーターに激突する=NASA提供 【ワシントン=勝田敏彦】米航空宇宙局(NASA)は米東部時間18日夕(日本時間19日朝)、無人月探査機ルナ・リコネサンス・オービター(LRO)とLCROSS(エル・クロス)をフロリダ州ケープカナベラル空軍基地からアトラス5型ロケットで一緒に打ち上げた。 米国の月探査機は98年の「ルナプロスペクター」以来、11年ぶり。月探査は日本、中国、インドを中心に、将来の資源利用や宇宙基地設置などをにらんで打ち上げ競争が活発化している。 打ち上げから45分後にLROとLCROSSは分離し、LROは月に直接向かう軌道に入った。LCROSSも10月8日の月面衝突を目指す特別な地球周回軌道に入り、打ち上げは成功した。 LROは、11日に任務を終えて月面に落下した日本の「かぐや」や、中国の「
これまでの20年間で、日中の外交力は完全に逆転したように思われる。国際競争の中で互いに切磋琢磨していれば、力関係が変化するのは当然のことだろう。重要なのは、その外交力がどのように変化し、経済力とは別になぜ逆転したのかを解明することである。 前回の寄稿では、中国経済の原動力はヒトとモノのアロケーションの合理化にあると指摘した。 それに対して、日本はヒトのアロケーションが合理化していない。要するに、国の「頭脳」に問題が起きている。端的に言えば、中国に比べて日本の外交力が弱体化した背景には、日本のシンクタンク力の弱さがある。 シンクタンクの役割とは そもそも、「シンクタンク(think-tank)」とは、その名の通り知恵袋でなければならない。しかし、日本のシンクタンクの多くは知恵袋とはいえず、「刺身のつま」程度の存在になっている。国や企業にとってシンクタンクが羅針盤の役割を果たしていくべきである
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く