即位恩赦、秋実施へ調整=軽微犯罪対象に-政府 2019年04月28日14時31分 政府は、皇太子さまの新天皇即位を踏まえて今秋にも恩赦を行う調整に入った。軽微な犯罪を対象とし、現在の天皇陛下の退位に伴う恩赦は見送る方針。公職選挙法違反が含まれるかなどが焦点となりそうで、恩赦そのものの是非が問われる可能性もある。 死刑執行見合わせか=政府、大赦も検討-皇位継承 皇室の慶弔事をめぐる恩赦は1993年の皇太子さまと雅子さまのご結婚以来で26年ぶり。平成への改元の際は、昭和天皇の「大喪の礼」、現天皇陛下の「即位礼正殿の儀」に合わせて2回実施され、それぞれ約1000万人、約250万人が対象になった。天皇の逝去ではなく退位に伴う代替わりの今回は、10月22日の即位礼正殿の儀を踏まえた恩赦に絞る見通しだ。 恩赦には、有罪判決を無効にする「大赦」、刑罰を軽くする「減刑」、有罪判決によって制限された資格を回