タグ

ブックマーク / www.keystoneforest.net (73)

  • 蟻地獄八つ九つ小蟻来る - 森の奥へ

    Twitter(X?)では書きましたが、7月下旬の十日ほど手術入院をしていました。数年前から、雑巾を絞るような動きをすると左手親指の付け根辺りに激しい痛みを感じることがあり、年々その痛みが強くなってきたので、今回手術を受けることにしたのです。母指CM関節症という症状です。左手親指の付け根の骨を切除し、左手の腱を移植して左手親指と人差し指とを繋ぐ、という手術だったそうです。 「母指CM関節症」|日整形外科学会 症状・病気をしらべる ぐるぐる巻きの包帯を解くと、左手甲や手首の3カ所に手術で切開した痕があり、まだ抜糸前なので、ブラックジャックの頬にあるような縫い目が何か見られます。手術痕の痛みはほとんどなくなり、左手の親指以外は支障なく動かせるので、パソコンのキーボードを打つことも、今はできています。 入院は何度目かになります。前回の入院のことも記事にしました。 www.keystonefo

    蟻地獄八つ九つ小蟻来る - 森の奥へ
    odanoura
    odanoura 2023/08/15
    遅れましたが手術成功おめでとうございます。ご無事でなによりです。
  • あの人が来るまでそこで虹のままで ~6月俳句tweetより~ - 森の奥へ

    すでに7月になっています。前回の投稿が4月1日でしたので、3カ月経ってしまっています。サボってばかりで申し訳ありません。 この間、体調を崩したとか、仕事が忙しくなったとか首になったとか、日常に大きな変化があったわけではありません。以前と変わらずそこそこ仕事をして、そこそこアルコールを摂取する日々を送っています。ただただブログ更新をサボっていただけです。 ブログは書いていませんでしたが、俳句Tweetは以前同様に継続しています。ここ数カ月はブログを書くより俳句を考える方が楽しかった、というか、俳句を考えるだけで精一杯だったというところでしょうか、、、 それと、4月から始めたことがあります。オンラインの俳句講座と句会に参加することにしました。そこでの様子をどの程度書いていいのか分かりませんが、機会があれば可能な範囲で触れたいとも思っています。 数日前、snow36(id:snow36)さんから

    あの人が来るまでそこで虹のままで ~6月俳句tweetより~ - 森の奥へ
  • 凍つる空信号の赤明滅す ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    今回は1月9日から1月13日までのtweet句です。 2023年詠み始めの句は以前の記事に書きましたが、俳句tweet記事の方では、今回ようやく2023年が始まりました。 相変わらずのぼちぼち更新です。申し訳ありません。 気長にお付き合いくださいますようお願いします。 朝まだき寒風に向かふ貌のあり 厚着して上着を羽織り襟を立て、両手をポケットに突っ込んで寒風に向かって歩きます。と言っても、別に困難に立ち向かっているというわけじゃなくて、たまたま正面から風が吹いてくるだけなんですが。そして気づけば、寒風を受けているのは露わになった自分の顔だけ。ヒトは体中を衣服で覆い隠しますが、顔だけはいつも無防備です。マスク着用も個人の判断に任されることになりましたし。 朝まだき寒風に向かふ貌のあり 山人 ※朝まだき(まだ夜が明けきらない時、早朝)、貌(かお) #haiku #俳句 #kigo #寒風 pi

    凍つる空信号の赤明滅す ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
  • 今日の日もいつか昔に夏岬 ~旅行に行きたい!⑧~旅行二日目その3(碁石海岸・大船渡温泉) - 森の奥へ

    旅行二日目8月23日14時半です。 今回の記事は旅行二日目その3、碁石海岸・大船渡温泉編です。 この日の移動はレンタカーを使っています。16時までに大船渡・盛(G)でレンタカーを返却しないといけないので、駆け足で回っています。気仙沼・津波伝承館(S)を出たのが14時半。途中で碁石海岸(K1)に立ち寄り、大船渡・盛(G)目指してひた走ります。カーナビは間に合うよと教えてくれていますが、計算上は碁石海岸(K1)滞在時間は最長13分です。 (ドライブサポーター NAVITIMEより) 私的な旅行の記録としてまとめていますので、引用や個人写真が多くて読みづらくなっている点は、どうぞ了承くださいますように。 下の赤字の部分が今回の行程になります。 一ノ関①⇒(車)⇒気仙沼⇒(車)⇒津波伝承館⇒(車)⇒碁石海岸⇒(車)⇒大船渡・盛⇒(JR大船渡線)⇒大船渡温泉(泊) 火野正平が自転車で旅をする『にっぽ

    今日の日もいつか昔に夏岬 ~旅行に行きたい!⑧~旅行二日目その3(碁石海岸・大船渡温泉) - 森の奥へ
  • 数へ日や明日終はるかも知れぬのに ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    2月は記事の更新サボってました(^^; ぼちぼち再始動したいと思います。どうぞよろしくお願いします。 前回の記事 陽だまりに手袋の手を翳す朝 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ で触れたコンビニ強盗捕まったそうです。店や周辺の防犯カメラの映像などから逮捕につながった、とのことでした。 防犯カメラやドライブレコーダーの普及によって、わたしたちの生活は監視されているのか見守られているのか、監視されているからこそ抑止力になっているのか、抑止力にするためにはカメラはまだまだ足りないのか、何を守っているのか、何に守られているのか、監視されていても罪を犯してしまう心理ってどういうものなのか、いろいろ思うところはありますが、、、 今回は12月19日から12月23日までのtweet句と、去年・2022年詠み納めの句です。今回は6句です。 2022年分の俳句、最後の回になります、、、え!? もう2023

    数へ日や明日終はるかも知れぬのに ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
  • 位置について。用意、ドン。 - 森の奥へ

    私は走っている。 生まれたときから走っている。おそらく、生まれてくる前も走っていたはずだ。死んだあともまだ走っている気がする。 私は走っている。 眠くてたまらないときも走っている。眠らずに走っている。眠りながら走っている。走りながら眠っているのかもしれない。目が覚めても走っている。目が覚めなくても走っている。 私は走っている。 べながら走っている。吐きながら走っている。べて吐く、吐いてべる。べて吐く、吐いてべる。このリズムで。 私は走っている。 笑いながら走っている。笑いを堪えて走っている。笑いは堪えた方が良いから走っている。誰かを喜ばせる笑いと傷つける笑いがある。どっちか分からないから、笑い過ぎない方が無難。それに、笑い過ぎると空っぽになってしまう。笑ったそばから自分の中身が抜け出てしまう。笑い続けるだけの奴らを何人も見てきた気がする。中身が抜けてしまわないよう、笑いを堪えて、

    位置について。用意、ドン。 - 森の奥へ
    odanoura
    odanoura 2023/02/21
    先を急いでどうすると言われるのは走っているからなんでしょうか。僕はまだ走ってすらいない気がしています。気がするだけです←
  • 陽だまりに手袋の手を翳す朝 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    朝月夜コンビニレジで大あくび 前回の記事に載せた俳句です。わたしの毎朝の通勤路にあるコンビニでのエピソードを詠みました。 実は数日前、このコンビニに強盗が入りました。 60代ぐらいの男がレジにいたアルバイト店員の女性(67)に包丁のようなものを突き付けて「金を出せ」と脅した。女性が「ないです」と応じると、男は「これ、持って行くわ」と言って買い物かごに入れていた品と飲料の商品計3点を自分の手提げかばんに入れ、徒歩で逃げた。(「神戸新聞」より) わたしは事件が起きた30分後くらいこのコンビニの前を通りがかりました。ちょっと買い物、と思って店に入ろうとすると入り口がロープで封鎖されていました。その時初めて事件に気づいたのです。 そう言えば店の前の道にはパトカーが赤色灯を点けたまま停まっており、辺りにはお巡りさんが何人もいました。近くの民家の玄関口で聞き込みらしいことをしているお巡りさんもいまし

    陽だまりに手袋の手を翳す朝 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
    odanoura
    odanoura 2023/02/09
    ⑤ですかね。暖かさを感じたいからこそ惹かれたのかなとか。光れなんてな思いもあったりなかったりとか笑
  • 落つる葉をただ眺めゐる烏かな ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    今年は1月9日が成人の日です。新成人は341万人になるそうですが、 2022年年4月1日、成年年齢を18歳に引き下げることを内容とする、民法の一部を改正する法律(平成30年法律第59号。以下「改正法」)が施行され、経過措置により、施行日時点で18歳以上20歳未満の人も同日に成年に達することとされた。そこで2022年中に新たに成人に達した人は、2023年1月1日現在で18歳か19歳か20歳の人となり、その人口は18歳が112万人、19歳が113万人、20歳が117万人で、合わせて341万人となる。(YAHOOニュースより) という事情があるのだそうです。 実は、わが家の次男Kは2003年1月生まれなので今月で20歳になります。今回の新成人の一人ということになりますが、去年の誕生日で19歳になったときは未成年だったのに、去年4月1日に誕生日でもないのに突然成人になったのです。 それ以来、成人式

    落つる葉をただ眺めゐる烏かな ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
  • 我が家の独立宣言 (創作短編小説) - 森の奥へ

    我が家の独立宣言 by 摩耶摩山 始まりは浴室だった。 ある日、我が家の浴室はわたしからの独立を宣言したのだ。ある蒸し暑い夏の夕方のことだった。 仕事から帰宅すると、寝室とリビングダイニングのエアコンをONにして、全部の部屋が冷えるのを待ちながら冷蔵庫でキンキンに冷やしておいた麦茶を一杯飲む。全部の部屋と言っても、1LDKの我が家なので、エアコンがあるのはその2部屋だけだ。麦茶を飲み干すと、寝室のキャビネットから取ってきた着替えの下着とTシャツ、短パンを持ってシャワーを浴びに浴室に行く。ここまでがいつものわたしのルーティーン。その日は、そこから先がいつもと違った。ドアに張り紙があったのだ。 「当浴室は日、貴方からの独立を宣言いたします」 けっこう達筆な字だ。と言うか、わたしより上手い。いや、そんなことどうでもいい。なんのことか意味が分からなかった。 身体中不快な汗にまみれているわたしは

    我が家の独立宣言 (創作短編小説) - 森の奥へ
    odanoura
    odanoura 2023/01/07
    世にも奇妙な物語のような雰囲気と終わり方と。まだ続くのかそうじゃないのかすら気になってしまう。勝手に僕は『居る』と思ってる笑
  • 年新たすべて新たに世界中 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    2023年あけましておめでとうございます。 みなさまにとって、世界中の人たちにとって、より良き年になりますように。 年新たすべて新たに世界中 写真はわが家の近くで撮った初日の出です。神戸の日の出は7時6分のはずでしたが雲に隠れて見えず。7時10分過ぎ、雲の隙間からようやく太陽が顔をのぞかせました。 今年の詠み始めです。 今回は11月28日から12月2日までのtweet句です。 どうぞよろしくお願いします。 葉を散らせ寒さうな月曜の朝 通勤の道すがら、いつも歩く川沿いの歩道に立つ木々には、鳥たちが集いさえずり、出会い共に暮らし、雛たちが生まれ巣立っていきます。木々は花を咲かせ実を実らせ、木の葉は色を変え散っていきます。落葉の時季、次第に葉を散らせていく木々の枝は震えています。裸木となった木の枝にとまる鳥たちは少し寂し気です。月曜日でも火曜日でも水曜日でも葉は散っていくのに、月曜の朝だけは違い

    年新たすべて新たに世界中 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
  • 数へ日を数へる今日の空の青 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    数へ日を数へる今日の空の青 2022年詠み納めです。 記事の更新がカレンダーに追いついていませんが、今年も残りあと数日になっています、、、 という、その年の残りの日数を数えるところから「数え日」という季語があります。 前回の記事で 数へ日や明日終はるかも知れぬのに と詠みましたが、今朝の俳句tweetの方では少し変えました。 今年一年もようやく、残りの日数を数えられるところまでやってこれた、という安堵感のようなものを伝えたくて。 数へ日を数ふる今日の空の青 山人 ※数へ日(今年もあといく日と、指折り数えるほど暮れが押し詰まること。また、その押し詰まった日) 2022年詠み納めです。 #haiku #俳句 #kigo #数へ日 pic.twitter.com/OPczBdBwLe— 山🐾 (@keystoneforest) 2022年12月27日 今日、仕事納めでした。俳句tweetも今

    数へ日を数へる今日の空の青 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
  • 旅行に行きたい!⑥ 稲の波寄せては返す千年余~旅行二日目その1(骨寺村荘園遺跡・厳美渓) - 森の奥へ

    2022年も残り数日になってしまいました。俳句の季語ではこれを「数へ日」と言います。残り数日と思うと、なんとなく落ち着かない気分になってきます。 数へ日や明日終はるかも知れぬのに 山人 「旅行に行きたい!」はまだ8月です。 今回の記事は旅行二日目その1(8月23日)、骨寺村荘園遺跡・厳美渓編です。 この日はほぼ一日レンタカーでの移動になります。朝9時に瑞泉郷を出発して、この日の宿泊地・大船渡を目指します。 大船渡・盛でレンタカーを返却してからJR大船渡線に乗り継いで宿へ向かいます。レンタカーを16時までに返さないといけないので、時間的にはかなりギリギリの行程です。 宿まで無事にたどり着けるかどうか、今回の旅行中で一番心配した日でした。 私的な旅行の記録としてまとめていますので、引用や個人写真が多くて読みづらくなっている点は、どうぞ了承くださいますように。 下の赤字の部分が今回の行程になりま

    旅行に行きたい!⑥ 稲の波寄せては返す千年余~旅行二日目その1(骨寺村荘園遺跡・厳美渓) - 森の奥へ
  • 歩いても歩いても虫鳴く夜や ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    8月22日から9月30日までの6週は、この間に行った東北旅行(岩手方面)から題材をとった句を詠みました。 10月からは元の形、その日その日に感じたこと出会ったことを題材にして詠む形に戻りました。戻りましたが、、、いつもと変わらない日常のなかで一日一句を詠むのは修行のようで、わたしにとってはなかなか厳しい作業でした。 今回は10月3日から10月7日までのtweet句です。 tweet句の季節はようやく秋を迎えています。 拙い句ばかりですが、どうぞよろしくお願いします。 指揮を待つビオロンの弓野分前 漢字が続いて読みづらいですが「ビオロンの弓」で切ります。バイオリンにすると字数オーバーになるのでビオロンにしています。「野分」は秋から初冬にかけて吹く強い風、台風のことです。指揮者がタクトで合図を送るとビオロンが激しくかき鳴らされます。その合図を待つ束の間の静けさ。嵐の前の静けさ、を詠んだつもりで

    歩いても歩いても虫鳴く夜や ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
  • 青を待つ数十秒の蝉時雨 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    11月になりました。今年もあと2か月足らずです。 ですが、今回は8月15日から8月19日までのtweet句です。 まだ蝉時雨を詠んでいます。相変わらず季節感がなくてごめんなさい。 どうぞよろしくお願いします。 青を待つ数十秒の蝉時雨 信号待ちです。ハイブリッド車はその間アイドリングが止まります。エンジン音が消えると、入れ替わりに蝉時雨が聞こえてきます。当にうるさいのは、蝉時雨さえかき消すエンジン音の方でした。耳をつんざくほどの蝉時雨、それは求愛の声、求愛の大合唱です。青になるまでしばらくその声を聞いてみましょうか。 青を待つ数十秒の蝉時雨 山人 #俳句 #haiku #蝉時雨 pic.twitter.com/hauqSWYB4P— 山🐾 (@keystoneforest) 2022年8月14日 静けさが好きかも知れぬ雌の蝉 わたし無口なヒトが好き。と言うか、お喋りなヒトはあまり好きじ

    青を待つ数十秒の蝉時雨 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
  • まだこんなところにいます夏の雲 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    今回は8月8日から8月12日までのtweet句です。 まったく季節感が伴わない句ばかりで申し訳ありません。 どうぞよろしくお願いします。 少年の日の蝉時雨今朝も聞く 森の奥で暮らしていた少年の日に聞いた蝉時雨はとても優しくて、森の木陰で涼みながら友達といろんな話をしました。蝉時雨は少しも邪魔をしませんでした。都会の蝉時雨はあの頃とちょっと違うかも。いえ、全然違うかも。 少年の日の蝉時雨今朝も聞く 山人 pic.twitter.com/M2DHDZGD59— 山🐾 (@keystoneforest) 2022年8月7日 油ゼミ燃えるゴミの日に命尽く 街の夏ではクマゼミが元気。元気すぎるくらい。森の奥で幅を利かせていた油ゼミは街では少数派。都市化の進んだ地域ではヒートアイランド現象による乾燥化で油ゼミにとって生息しにくい環境になっているとのこと。油紙の色をした羽根が一枚、ひらひらと地を這う

    まだこんなところにいます夏の雲 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
    odanoura
    odanoura 2022/10/31
    ⑤ですかね。そうであって欲しいです。寒いんで←
  • 不快な存在 (創作短編小説)6/6 - 森の奥へ

    連載6回目、最終回です。前回まではこちら👇です。 www.keystoneforest.net www.keystoneforest.net www.keystoneforest.net www.keystoneforest.net www.keystoneforest.net 秋山はセカンドバッグを片岡の前に置くと、深々と頭を下げた。その中に秋山の全財産が入っているのだろう。バッグの上で左手首が相変わらず不自然な踊りを続けている。もうこれ以上何を話しても無駄だと片岡は悟った。 「Sという医者がY市にいます。お金はかかりますが、きっとあなたのご希望通りの治療をしてくれるはずです」 短い沈黙の後、片岡は秋山の左手首に向かってそう告げた。 診察室から出ていく秋山の後ろ姿に向かって「お大事に」とはさすがに言えなかった。 何事においてもくよくよ考え込んでしまうのが片岡の悪い癖だった。見方を変えれ

    不快な存在 (創作短編小説)6/6 - 森の奥へ
    odanoura
    odanoura 2022/10/29
    どうもS医師です(ちげっ いや~最後まで引き込まれたというか、知りたい欲が沸々と…先生、もう僕の脳みそ削ぎ落して下さい!とはならない僕はS医師なんです(だからちげっ
  • 不快な存在 (創作短編小説)1/6 - 森の奥へ

    順番待ちの外来患者が、ようやく片手で数えられるほどになっていた。お昼で終了するはずの診察時間はもうすでに二時間は超過している。昼を昼にとれないのはいつものことだが、その日の片岡にはかなりこたえていた。 要領を得ない老人との面談にも気長に付き合えることで評判の片岡だったが、その日は自分でも驚くほど厳しい口調で患者に接していた。その日の朝、の由実子と言い争ったことが片岡から患者を気遣う余裕を奪ってしまっていた。と言っても、言い争いはその日だけのことではなかったけれど。 かなり前から由実子の片岡に対する感情は冷め切っていた。振り返ってみれば、二人が結婚してから三年間、互いを結ぶ感情が愛情だったことなどほとんどなかった。露骨に相手を傷つける言葉を投げあうようになったのは最近になってからだが、結婚当初からすでに感情のすれ違いは随所にあった。三年間別れないできたのは自分の辛抱強さによると片岡は思っ

    不快な存在 (創作短編小説)1/6 - 森の奥へ
    odanoura
    odanoura 2022/10/11
    始まりましたねー。青色のゴム手だと勝手に思い込んでおります笑
  • 不快な存在 0/6 - 森の奥へ

    文章はただ書くだけより、書いたあと、それを推敲する作業が好きです。頭に浮かんできたイメージを一発で文字に置き換えることができるなら、そんな必要は全然ないのですが、ブログの記事にしろ小説にしろ、仕事上必要に迫られて書く文章にしても俳句にしても、何度も読み返して文章を書き換えていきます。書き換えていくうちに話が展開していくこともあります。なので書き終わるまでけっこう時間がかかりますし、ひょっとして書き終わることがないのかもしれません。読み返すと書き換えたくなってくるので、それ以上読み返さないことにするしかありません。と、この辺りまで書いて、もう二、三回読み返しています。学生の頃から書き始めた創作小説はすべてショートショートでした。400字詰め原稿用紙に換算して数枚程度。長くても5枚ほどでした。書き直してばかりのわたしにはそれくらいの字数が適量でした。初めて10枚を越えて書いたのが『不快な存在』

    不快な存在 0/6 - 森の奥へ
  • 旅行に行きたい!③ ~旅行一日目その2(一関から平泉・毛越寺まで) - 森の奥へ

    今回の記事は旅行一日目(8月22日)その2、一関から平泉・毛越寺までの行程です。 私的な旅行の記録としてまとめていますので、引用や個人写真が多くて読みづらくなっている点は、どうぞ了承くださいますように。 下の赤字の部分が今回の行程になります。 伊丹空港⇒(飛行機)⇒仙台国際空港⇒(仙台空港アクセス線・東北新幹線)⇒一関①⇒(車)⇒平泉②③⇒(車)⇒達谷窟毘沙門堂④⇒(車)⇒瑞泉郷⑤(泊) 一関 仙台空港アクセス線から仙台駅で乗り継いだ東北新幹線やまびこ53号盛岡行は時刻表通り11時23分に一ノ関駅に着きました。仙台・一ノ関間は33分の乗車になります。 お盆明け、平日の昼間ということもあってか、一ノ関駅に人影はまばらでした。 ちなみに市の名前は一関市、駅の名前は一ノ関駅だそうです。わたしの地元神戸では、私鉄の阪急、阪神の駅名は神戸三宮で、JRの駅名は三ノ宮です。それぞれ「ノ」が付くには深い訳

    旅行に行きたい!③ ~旅行一日目その2(一関から平泉・毛越寺まで) - 森の奥へ
    odanoura
    odanoura 2022/10/03
    これは玄人な旅行なんでしょうか。知らない場所が…
  • 旅行に行きたい!② ~旅行一日目その1(伊丹空港から一ノ関まで) - 森の奥へ

    旅行初日です。 旅行先で訪れたのは宮城県と岩手県です。東北旅行とすると言い過ぎですし、岩手旅行とも言い切れません。うまく表現できないので、そのまま旅行と書くことにします。 というわけで旅行初日です。三泊四日の旅行一日目です。行程は以下の通りです。 伊丹空港⇒(飛行機)⇒仙台国際空港⇒(仙台空港アクセス線・東北新幹線)⇒一ノ関⇒(車)⇒平泉⇒(車)⇒瑞泉郷(泊) 今回は、旅行一日目その1(伊丹空港から一ノ関まで)の記事です。 神戸の自宅を出たのは8月22日午前6時過ぎ、残暑厳しい一日の始まりを思わせる朝、長男Mが運転する車で駅に向かいました。 伊丹空港午前8時ちょうど発のANA731便が仙台国際空港に着くのは9時15分の予定でした。 その朝のtweet句です。 夏草やコンクリートを突き破る 夏の強烈な陽射しを浴びて育つ植物の繁殖力はあまりに逞しくて、コンクリート敷の地面を突き破って芽を伸ばし

    旅行に行きたい!② ~旅行一日目その1(伊丹空港から一ノ関まで) - 森の奥へ
    odanoura
    odanoura 2022/09/20
    飛行機良く乗る方ですけど経験ないですね。バウンドって笑 そもそもやり直しとかの場合、車輪つけるまで行ったことないので、これはこれで貴重な体験なのではと思います。とは言え、いつも寝てるのでアレかもですが