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ブックマーク / jun-jun1965.hatenablog.com (3)

  • 大友克洋的問題 - jun-jun1965の日記

    私はどうも、というか全然、押井守というアニメ監督のどこがすごいのか分からない。「アニメでハードボイルドやってます」という感じしかしなくて、筋立てがちっとも面白くないのである。もうこの押井守との相性の悪さは、『うる星やつら』の原作からして面白くないという(映画2も面白くない)というところから来ていて、なんか根強いものがある。 私がちょうど大学一年の頃、大友克洋の『童夢』が出て話題になり、もちろん私も読んですごいと思った。つまり漫画の絵を独自にリアルにしたわけで、まあその他動きとかいろいろあるが省略して言うと、それ自体はすぐに飽きてしまった。亜流も出るし、結局は筋の魅力が乏しい。浦沢直樹の『プルートー』がつまらないのもそれである。 それをアニメで引き継いだ観があるのが押井で、漫画絵なのにリアルということ自体はもう飽きているから、ただ意味ありげな会話やら何やらが続くだけでえらく退屈なのである。

    大友克洋的問題 - jun-jun1965の日記
    odasige
    odasige 2010/01/13
    こう言うと押井信者は、「アニメだけ観て押井を語るなんてお笑い種だよね」とか言うよきっと。
  • ダグラムの感動 - jun-jun1965の日記

    私は『太陽の牙ダグラム』が好きだった。ちょうど私の予備校生時代から大学二年にかけて放送されていた。おもちゃが売れたため異例の延長になったが、アニメ評論家の間ではひどく評判が悪いという、『ガンダム』や『イデオン』とは逆の結果となった連続アニメだった。 これは、地球連邦からの独立戦争を描いたもので、主人公の少年は、連邦評議会議長の息子でありながら、独立軍に身を投じるという役回り。ヘルムート・ラコックという冷徹な政治家が悪役で出てきたが、これはいいキャラだった。他の戦争ものロボットアニメに比べて、「政治」が描かれる比重が高かったのも、私が気に入った理由だが、それも当時の評論家からは、大人が見ても感心するほどには描かれていないなどと散々に言われていた。しかし富野アニメの、未来社会なのに一族が王族のように軍事司令官をやっているというファンタジー的な設定に比べて『ダグラム』はよりリアルで、言いがかりで

    ダグラムの感動 - jun-jun1965の日記
    odasige
    odasige 2008/11/15
    24部隊のオッサン達が好きだった。
  • 自殺予防キャンペーンの偽善 - jun-jun1965の日記

    十日から自殺予防週間だそうだ。私はこの自殺予防キャンペーンというのを実に胡散臭いものだと思っている。自殺する人間には、それぞれ原因があるわけで、その原因を取り除かないで、自殺だけ止めても意味ないだろう。 たとえば病での自殺というのは、どうしても防げないことはある。医者にかかっていない者なら、医者にかかるようすればいいし、藪医者にかかっていて困っているならいい医者にかかれるようにすればいい。 あるいは借金苦による自殺というのも多い。私は借金をしない主義だが、現代の資制社会というのは、人が借金をするものという前提でできているし、「ローンを組んで何ちゃら」などと、愚か者に借金を勧める業者だっているわけで、街金なんてのは自殺者製造業者みたいなものだ。気で自殺を防止したいなら、無理な借金はやめましょう、って政府が言えばいい。聞いたことがないね。あるいは宝くじなんて、期待値を計算したら絶対当たら

    自殺予防キャンペーンの偽善 - jun-jun1965の日記
    odasige
    odasige 2008/09/04
    個々の事例に踏み込まないのは単にコストの問題。一応止めたよと言う事実があれば良い。多分、偽善てほどの物でもない。
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