「院に進む人が少なくなってね、TA(ティーチング・アシスタント)のバイトやる子もなかなかいないんですよ」 昨日大学の研究室で、来年度から同じ科目をクラス別で担当することになっている教授が言っていた。芸術大学でも院進学者が減っており、学部で出てさっさと就職したいという学生が増えている。もともとデザイン学部はその傾向があったが、それが全体的になっているようだ。 以前長らく予備校講師をしていた関係で知ったのだが、芸術系の大学ではもう20年以上前から、どの学部や科も女子が多くなっている(たぶん文学部などもそうではないかと思う)。東京芸大は昔から男子が多かったが、今は男女比逆転しているかもしれない。仕事で行っている地方の私立芸大など、ほとんど女子大である。 「大学出たら自活していかないと」というプレッシャーが女子より強い男子は、芸術大学などに進むこと自体、自分で自分の首を締めるようなものだと考えるの
日本科学未来館でメディアラボの第3期展示がスタート ~デバイスアートの第一人者、岩田洋夫教授による「博士の異常な創作」展レポート 東京・お台場の科学系ミュージアム「日本科学未来館」では、3階の「情報科学技術と社会」にある常設展示コーナー「メディアラボ」の展示内容を新たに第3期とし、21日(水)から一般公開を開始した。ゴールデンウィーク明けの5月11日(月)までの展示となる。 第3期のタイトルは、「岩田洋夫:博士の異常な創作」。デバイスアート系の展示コーナーなので、展示物の複数がロボット系、もしくはロボット技術が含まれる展示となっている。一般公開に先立ち、前日の20日(火)にメディア・関係者向けの内覧会が実施されたので、その内容を紹介する。 ● 岩田洋夫氏について 岩田氏は、筑波大学大学院システム情報工学研究科の教授で、バーチャルリアリティ技術、なかでも触覚などの身体的な感覚(ハプティック)
左上から、広島市上空に描かれた「ピカッ」の文字=10月21日午前11時20分、広島市西区から撮影(読者提供)、被爆者団体の代表に謝罪するChim↑Pomリーダーの卯城さん(左端)、原爆ドーム後方上空に黒色花火を打ち上げるアートを見守る市民たち(撮影・坂田一浩) ※写真はすべて中国新聞より引用 2008年11月1日より広島市現代美術館ミュージアムスタジオで開催される予定だったChim↑Pomの個展「Chim↑Pom―ひろしま展」が中止となった。映画『靖国』が一部の映画館で上映中止に追い込まれたように、これは表現の自由の問題に発展する問題なのか、それとも違うのか。 原爆ドーム上空に「ピカッ」の飛行機雲が描かれた4日後、ツァイ・グオチャンが黒い花火を打ち上げた。こちらは何も問題がなく作品として認められたとしたら、事前に告知したかしなかったのかの違いが問題なのか。それとも「ピカッ」と言う文字が問題
「ぼくゴリラ ウホホイウッホ ウホホホホ ウッホホウッホ ウホホホホーイ」…ゴリラの孤独を表現した短歌で17歳高校生、市長賞に輝く 1 名前:かしわ餅ρ ★ 投稿日:2009/01/19(月) 10:40:12 ID:???0 山武市出身の歌人で小説家の伊藤左千夫(1864〜1913)をしのび、短歌に親しむことを目的にした第57回左千夫短歌大会(同市主催)が18日、同市殿台の成東文化会館のぎくプラザで開かれた。小中高校生と一般の各部で作品を募集し、今回は過去最多の2987の応募があった。高校生の部ではゴリラの孤独を表現した県立成東高校2年菱木俊輔君(17)の作品が市長賞に輝いた。 「ぼくゴリラ ウホホイウッホ ウホホホホ ウッホホウッホ ウホホホホーイ」 昨年春、千葉市内の動物園でゴリラを見て、「ゴリラも人と同じように孤独なのでは ないかと感じた」そうで、その孤独感を表現したかったという。
http://d.hatena.ne.jp/n-291/comment?date=20070310#c ※以下、若干推敲するかもしれません まず、本城直季氏の手法と表現ですが、 2005年後半あたりから、本人もさすがにマズいと思ったのか、あるいは、やましさが募ったのか、 他の写真家(おそらくオリボ・バルビエリ Olivo Barbieri)に「インスパイヤ」されて 模倣したということを、インタビューなどで告白し始めています。 しかし、その語り口も、穿った目で見れば、媒体の性質──写真について専門的な知識を持つ人々が 目にするものなのか、それとも主に一般の人々が目にするものなのか──によって、 巧妙にコントロールされているようにも思えます。 一般向けの媒体では、本城氏の手法と表現が、 さも自分が練り上げたオリジナルな表現のように喧伝されてしまっています。 そうした言説づくり──本城氏の写真と
前置き 皆様,あけましておめでとうございます.本年も,当ブログをよろしくお願い致します. さて今年一発目のエントリですが,今年もたくさんの展覧会があります.特に,2つのルーブル美術館展があるので見逃せない感じになってなくもないです. ぼくはこれらの展覧会を,就職活動を口実に上京するので見て回ろうと考えています.そこで,これらを効率的かつ計画的にまわるため,展覧会情報をまとめていたのですが,自分ばっかり見ても楽しくないのでこれらを公開し,皆さんにも役立ててもらおうと思いました.すばらしい!!! しかも,かなりの分量なので,ガンガンご覧下さい. 注意点 1月1日時点で分かっている情報だけで書いているので,後々リンク切れや追加の情報などが発生するかもしれません. 実際に行く場合は,ちゃんと自分で調べてから行ってください.責任は取れないので. ●はぼくが現時点で超行きたいものです. 順序は初日の開
ノルトライン=ヴェストファーレン州は、ドイツにおいて最も大きな商工業圏をかたち作り、美術やファッションの分野の活動も盛んな地域です。その州都デュッセルドルフにあるノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館が所蔵する西欧近代美術のコレクションは、豊富な専門知識と優れた鑑識眼で選び抜かれた名品からなり、その質の高さはヨーロッパ屈指のものとして世界的に知られています。なかでも、同館のピカソとクレー作品のコレクションは、両作家の代表作からなるものとして特に高い評価を受けています。 今回、ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館が改修工事のため休館する機をとらえ、この素晴らしいコレクションを世界に先駆け日本で初めて大々的に紹介する展覧会が実現することとなりました。展覧会では、同館が誇るピカソとクレーの名作を中心に、ミロ、マティス、シャガール、マグリット、エルンストなど西欧近代美術の人気作家、そし
アートプロジェクトが熱い!? 「速報です。今年度の助成対象者は、○○アートセンター!」 歓声とともに該当の方々と思われる場所から拍手が一斉におこる。次々に発表される助成金対象団体に一喜一憂する人々。これは、とあるアートNPOの方々が集まるイベントのオープニングパーティの一場面である。 ここ数年、「アートがまちを活性化」「まちづくりにアートを」といったスローガンのもとに、全国各地でアートプロジェクトと称するイベントや運営組織、ムーブメントがおこっており、アートとは異なる文脈の報道などでも耳にすることが増えてきている。 そもそもアートプロジェクトとはなにか。これまでにもさまざまな視点から多くの言及がなされているが、ここでは主として21世紀以降、アートに関わるイベントや運動体を組織し現在にいたる、アートNPOなどの自治運営組織を中心に、美術館や公共団体も含む「ローカルな環境下でのアート活動」を展
マーガレットさんより、ジジェクの『快楽の転移』(The Metastases of Enjoyment)の表紙はラ・スペコラ博物館(Museo di storia naturale sezione di zoologia La Specola)にある蝋細工解剖学模型だと教えていただいた。ありがとうございます。実は前からこの強烈な写真が気になってました。 快楽の転移 作者: スラヴォイジジェク,Slavoj Zizek,松浦俊輔,小野木明恵出版社/メーカー: 青土社発売日: 1996/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 113回この商品を含むブログ (18件) を見る スペコーラ美術館(La Specola)とは、フィレンツェに存在する美術館であり、18世紀末に作られた多数の人体解剖蝋人形を所蔵している。人体解剖蝋人形のコレクションに関して有名であるが、各種動物の剥製や標本のコレ
一昨日、横浜国大人間教育科学部のマルチメディア文化課程というところで講義をしてきた。「メディア基礎論」という主に一年生対象の授業。複数の教官が持ち回りで担当しており、そのうちの一人の清田さん(前、名古屋芸大にいらしてそれ以外でも交流がある)から、「アーティスト廃業」の立場から何か喋って下さいという話で。 マルチメディア文化課程(以下マルチ)では演劇や映像など実作の授業もあり、マスコミやサブカル、あるいはアート周辺に関わりたいという願望を漠然と抱いている学生が多いらしいということは聞いていた。 つまり、いわゆる「アーティスト症候群」みたいなものが潜在的にあるので、それに一発ガツンとかませばいいんだろうと思い、「アート・イズ・デッド〜資本主義社会のアートの変質と延命」というレジュメ(タイトルは伊藤剛の『テヅカ・イズ・デッド』のパクリ)を作ったのだが、前日行ってから詳しく話を訊くとちょっと事情が
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