「世界遺産ここに行きたい! ベスト30」をNHKの番組が選んだらしい。 http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/ranking/index0929.html みんながいいと言うのだから、いつか見に行かねば。ただ、いずこもなにしろ遠い。マチュピチュや九寨溝など、感動にたどりつく前に疲れはててしまうのではないか。 世界名作文学を読むというのも、ちょっとそういうところがある。 「これまで読んだ小説の中で最高の作品」「これ程までに衝撃を受けた作品に出逢ったことはまだなかった」。たとえばこうまで絶賛されているのに、まったく知らずにやりすごすのは惜しい。ちなみにこれは、ウィリアム・フォークナー『響きと怒り』に寄せられたアマゾンのレビューだ。 しかし、フォークナーは「読みにくい」との名声も群をぬいて高い。感動にたどりつくまで、並大抵の苦労ではないこともしのばれる。 そして、初フォー