デリバリーヘルスの広告看板を設置したとして警視庁池袋署は22日にも風営法違反(広告宣伝の禁止)の疑いで、30歳代の風俗店経営者を書類送検する方針を固めた。 風俗店の広告宣伝は、一昨年5月施行の改正風営法で原則禁止されていたが、デリバリーヘルスの看板設置での摘発は全国で初めてだという。 調べによると、男性経営者は昨年12月、豊島区池袋の営業拠点で路上から見える位置に店名を示した広告看板を設置した疑い。 デリバリーヘルスは店舗を設けず、客の自宅やホテルなどに女性を派遣する性風俗。店舗型とは異なり午前0時を過ぎての営業も可能なため、摘発が進む店舗型に変わって急速に広がっている。