「放送業界、ＰＣでの地デジ視聴容認」ビジネス‐情報・通信ニュース:イザ！放送業界と家電メーカーで組織するデジタル放送推進協会（Ｄｐａ）は、パソコンで地上デジタル放送を視聴・録画するための後付けチューナー（受信機）の販売について認めることを決めた。これにより、地デジに未対応の市販パソコンや自作パソコンでも地デジが視聴・録画できるようになる。地デジ受信ができるテレビや録画機の世帯普及率が約４割にとどまるなか、受信端末の多様化が普及促進に不可欠と判断した。 Ｄｐａはこれまで、地デジ番組の不正コピーを防止するため、パソコンメーカーがあらかじめコピー制限機能を搭載した高機能パソコンでのみ地デジの視聴・録画を容認してきた。しかし後付けチューナーへの要望の高まりを受け、録画された番組を外部の記憶装置に持ち出せない機能の搭載などを条件に、チューナー開発のガイドラインを策定。これを受け、周辺機器メーカーが相次ぎ開発計画を発表した。 Ｄｐａが方針を転換したのは、平成２３年７月
