先月、ステーキ店「ペッパーランチ」大阪心斎橋店の店長と友人のアルバイトが、閉店間際に来店した女性客に睡眠薬を飲ませたうえ、拉致、監禁、暴行を加え、財布からお金まで盗んだとして逮捕された事件をうけ、「日経レストラン」は一般消費者にアンケート調査を実施した。その結果によると、事件の影響で女性客の外食意識・行動に変化が現れていることが分かった。 まず、この事件を「知っている」と答えた人は76.7%。常識では考えられない事件だっただけに、認知率はかなり高かった。また、「ペッパーランチ」の店舗の利用動向にも当然、影響を与えた。これまで同チェーンの利用経験がある人のうち、40.3%は「全店舗利用しなくなった(利用しないつもり)」と答え、さらに「1人では行かなくなった(行かないつもり)」も36.1%あった。 事件の責任については、「事件を起こしたのは個人なので、個人の責任が大きいが、会社にも責任がある