2010年にサッカー・ワールドカップ(W杯)開催を控える南アフリカで、男性の4人に1人を上回る27.6%が「過去に成人女性または少女をレイプしたことがある」と答えたとするショッキングな調査結果を同国の研究機関「医学研究評議会」(MRC)が18日発表した。 南アの劣悪な治安状況を裏付けた形で、W杯開催に向け、不安材料の一つにもなりそうだ。 調査は全国9州のうちクワズールー・ナタール、東ケープの東部2州で、都市部や農村部、さまざまな人種から男性1738人を無作為に選び匿名で実施。過去のレイプを認めた男性のうち7.7%が「レイプした相手は11人以上」と答えた。(共同)