仙台市営ガスの買収 東京ガスなど３社が検討 - MSN産経ニュース東京ガスや東北電力、石油資源開発などが、平成２２年度に民営化する仙台市ガス局の買収を検討をしていることが２１日、分かった。９月にも仙台市が募集する譲渡先企業の公募に応じる方針で、買収額は６００億円前後となる見通し。仙台市ガスは、都市ガスでは国内最大の公営ガス事業者で、今後、他の公営ガス事業者の民営化にも大きな影響を与えそうだ。 東北電は仙台市ガスとＬＮＧ（液化天然ガス）の卸販売などで協力関係にあるほか、首都圏を基盤とする東ガスは営業エリア拡大による競争力強化などが期待され、両社とも買収に前向きな姿勢を示していた。共同出資会社を設立し受け皿とする方式が有力とされるが、３社は最終的な対応を調整中。買収の枠組みはなお流動的で、他の地元企業が出資面などで加わる可能性もある。 仙台市ガスは仙台市や近隣自治体の約３６万世帯にガスを供給しているが、公営事業のため営業地域が限定され、コスト削減につながる事
