ソウル市永登浦洞にあるヨンジュン初等学校(小学校)。ちょっと見ても校舎全体が古く、薄暗い印象だ。コの字形に並ぶ校舎3棟はさび付いた金網で囲まれ、あちこちで外壁のペンキがはげ、カビが生えている。校舎内の廊下の壁もひびが入っている。 東館のトイレは1階に1つあるだけ。臨時の校舎で、男女別にはなっているが、生徒たちはトイレに行くたび顔をしかめる。この小学校では計39クラス、全校生徒1040人が学校生活を送っている。1960年代に建てられた校舎は数年前、改築対象に指定されたが、何だかんだと遅れが生じ、補修費も受け取れないまま放置されている。同校関係者は4日、「一部の教室では雨が降れば天井から雨漏りする」と語った。 昔の話ではない。今の子供たちが通う学校の話だ。全体的に言えば、学校の環境は以前に比べよくなった。しかし周囲を見回すと、「貧しい」学校の姿は割と容易に目にすることができる。 仁川市万
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