自動車整備士などを養成する専門学校「テクニカルカレッジ神戸」(神戸市中央区、生徒約240人)を運営する学校法人「宮本学園」の経営が行き詰まり、同校が授業を停止したことが13日、分かった。学校側は既に兵庫県に「閉校する」と伝えているという。 県によると、8月に学校側から相談があり、授業の継続を依頼するとともに生徒の転校先を探していた。生徒の受け入れ校はまだ見つかっていない。 13日に登校した2年生(22)はレーシングカーの設計者志望。「学校からは何の説明もない。今後いったいどうなるのか」と困惑した様子だった。