【ワシントン=勝田敏彦】カナダ原子力公社は8日、東部オンタリオ州にある研究用原子炉の運転を今年後半まで断念すると発表した。この炉は、診断や検査に使われる医療用試薬の原料となる放射性同位体(アイソトープ)の世界需要の半分程度を製造している。 日本アイソトープ協会によると、この炉は、医療用の放射性同位体を生産する主な五つの炉のうち最大。医療用の放射性同位体は作り置きできないため、原子炉の運転が止まった5月以降、日本でも骨や心臓などの病気を調べる核医学検査が十分にできないという影響が出ているという。
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