クラブで無銭飲食をしたとして、山口県警宇部署は13日、詐欺の現行犯で、京都市左京区の京都大エネルギー理工学研究所の男性教授(62)を逮捕した。当初「金は払った」と否認していたが、同日夕に一転して認め、飲食代を支払ったため、同署は男性教授を釈放した。 調べでは、男性教授は12日午後10時50分ごろから翌日未明まで、宇部市松島町のクラブでウイスキーやビールなど1万2000円相当を飲食。代金を支払わず店を出たため、同店関係者に110番通報され、駆け付けた同署員に取り押さえられた。 同大広報センターによると、男性教授は「迷惑をかけました」と話しているという。