【はじめに】 本連載は、何度も繰り返すようですが、お店側から見たお客さん、お客さん側から見たお店、という双方の視点に立つことによって「相手の考えや立場に、少しばかり近づいてみる」という意図です。が、しかし、お店も、お客さんも、100人いれば100通りの考え方があるように、絶対これが正解、という答はありません。 今回も同様に、お客さん側、お店側、双方から「これは違う」「極端だ」といったご意見、ご批判も予想されますが、しかし、そういう見解があることもまた事実なのです。「なるほど、そういう見方もあるのだな」「ま、あちらも商売だから」という感覚で読み進んで頂ければ幸いです。さて、バッターボックスにはお店側が立ちました。 * * * 黒澤明監督の傑作のひとつに『隠し砦の三悪人』という題名の映画がありますが、どんなに素晴らしい雰囲気のお店であっても、そのシチュエーションの中に「隠れ
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