テレビ東京、東映アニメーション、ポニーキャニオン…。日本の大手アニメ会社の担当者が今、社員約20人の小さなベンチャー企業と頻繁に打ち合わせを重ねている。 その企業の名は、米サンフランシスコに拠点を構えるクランチロール。インターネットで動画共有サービスを提供するネット企業だ。同社のサイトは月間2億2500万ページビューを誇り、登録会員数は400万を超える。 来年1月、国内アニメ会社約20社が、このクランチロールと提携してアニメの有料配信を始める。ターゲットは海外のアニメファン。「北斗の拳」「スラムダンク」「NARUTO」など、人気の作品が200以上配信される予定だ。 新作は放映1時間後に配信 ネット利用者が動画を自由に投稿したり、閲覧したりできる動画共有サービスは、米グーグルのユーチューブなどいくつも存在する。これらのサイトとクランチロールの違いは、扱う動画をアニメに特化している点にある。
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