北関東の幹線道路をクルマで走ると、所々にコンビニエンスストアを見かける。ただ、そのコンビニは多くの人が見慣れている「セブンイレブン」や「ローソン」ではない。赤と黄色の看板に書かれているのは「セーブオン」という耳慣れない店名だ。 セーブオンはベイシアグループの1社。群馬県や新潟県を中心に約550店舗を展開するコンビニだ。都内に住む人々にとってはあまり馴染みがないが、新潟県や群馬県に住む人たちの間では「コンビニといえばセーブオン」と発想するほど根付いている。 週単位で登場するオリジナル商品 セーブオンの店内に一歩足を踏み入れると、通常のコンビニとは違う光景を見ることができる。 例えば総菜やデザートのコーナー。「地元に愛される人気店 シャクナゲ監修のポークカレー」「埼玉本庄 隠れた名店 パティスリーアリエネー監修のシュークリーム」といったオリジナル商品がずらりと並ぶ。 しかも、それらのオリジナル