気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン GM(ゼネラル・モーターズ)と日本航空9205。両社とも、かつては国を代表する希望の企業だったが、今となっては昔のこと。ここ数年は政府が支援に乗り出さなくてはならないほど業績不振に喘いでいる。 同じような命運を歩もうとしているかのような2社。だが、ここにきて、それぞれの行く先に違いが表れる気配も漂ってきた。 GM――。バラク・オバマ政権は、同社に最後通牒を突きつけた。公的資金を受けながら経営再建のメドが立たないGMに対して、破産法を活用し資産分割を検討し始めている。 GMは長く同社の顔だった会長兼CEO(最高経営責任者)のリチャード・ワゴナーの首を3月末に差し出すことで得た、再建策提出までの猶予期間は5月末までの60日。 GM側は追加支援を受