「頭痛と肩凝りで、体の深いところが凝ってると言われたから深く刺して欲しい。」 お客様のご要望にはできるだけ応えたいところですが、肩への針を深く刺すのはやんわりとお断りして「浅く広い範囲に針をした後ストレッチでほぐれますよ。」と代わりの方法を提案することがあります。 なぜ深く刺すのをお断りするかというと、体に深く針を刺してしまうと「気胸(ききょう)」という肺に穴をあけてしまう事故につながりかねません。 これは数時間安静にしていれば治ることがほとんどですが、たまに回復せず症状が悪化することもあります。 学校で習った気胸の処置 はり師免許を持たずに針をする治療家の存在 当院で気を付けている気胸対策 肺尖は肩井(けんせい)というつぼへの刺鍼で起きやすい 学校で習った気胸の処置 20年近く前に学校で習った気胸への対処法は「3~4時間ほど安静にしていれば治る」というものでした。 ほとんどの場合はこれで
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