成田スカイアクセスを走る新型スカイライナー 京成電鉄は16日、東京都心と成田空港を結ぶ成田新高速鉄道(51.4キロ)の愛称を「成田スカイアクセス」に決めたと発表した。開業は来年7月。投入される新型スカイライナーはライバルとなるJR東日本の成田エクスプレス(NEX)より安く、早くなる。 東京―成田空港間でみると、NEXは特急料金を含め2900円で最速53分。一方、成田スカイアクセスを走るスカイライナーはJRからの乗り継ぎ運賃を含めても2550円。在来線では国内最速タイの時速160キロで走行し、従来の京成本線経由より15分短縮されて最速36分。 同社は「NEXは意識した。ただ、都内から成田空港は自家用車利用も多いので、早さと料金で勝負したい」としている。