最新刊の絵本「まけるのもだいじだよ にじいろのさかな」。作者のマーカス・フィスターさん=東京都港区のまほうの保育園で、中村かさね撮影 世界中でベストセラーとなった絵本「にじいろのさかな」シリーズが刊行25周年を迎えた。来日中のスイス人絵本作家、マーカス・フィスターさんが毎日新聞のインタビューに応じ、子どもたちに挑戦することの大切さを語った。【中村かさね/統合デジタル取材センター】 「ビジュアルが先に決まった」 --「にじいろのさかな」は色彩豊かな海の世界の描写や、主人公「にじうお」のキラキラ輝くウロコが印象的です。どのようにして誕生したのですか。 フィスターさん 「にじいろのさかな」は私にとって16冊目の絵本ですが、実はデビュー作の主人公のフクロウから着想を得ました。いろいろな色の羽を持つフクロウなのですが、ある時その絵が横向きに置かれているのを見て、フクロウが魚に、羽がウロコに見えたので
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