■夢を切り替える場所、新しい夢に出会う場所 夢を追うことはとても素晴らしいことだと思います。そして、野球選手を目指すたくさんの人が少しでも夢へと近づける場所があることも素晴らしいことです。実際BCリーグにはたくさんの夢追い人がいます。ただその反面、叶わない夢があることも現実。年齢、能力、タイミングなどいろんな要素がすべて合致して初めて夢が現実になりますが、そうじゃない方が確率的に多いのが現状なんです。夢をどう捉えてどう接し、人生にどう活かしていくのか。僕は27歳の時それを感じました。僕が諦めるきっかけになったのは、テレビに映る自分のプレーをみて圧倒的な力不足を感じたからです。 人生は長く、野球選手の時が人生のピークではありません。人生のピークはいつでも“今、この時”。それを教えてくれたのがこの独立リーグであり、あの「夢を諦める場所」という代表の言葉でした。僕はこの言葉には続きがあると思って