「あいつは、ばかだ!」 「ばかだからできない」 「ばかだから仕方ない」 相手を否定することが、癖になっている人がいます。 「ばか」が口癖の人には、注意が必要です。 ばかという言葉を使う人こそが、ばかだからです。 どんなに学歴が高くても外見が整っていても、相手を否定する言葉を口にする人は、その人こそがばかなのです。 次の過程を見てみましょう。 「相手がばかに見える」 ↓ 「なぜなら自分は相手を理解できるほど、賢く教養も理解力もないから」 ↓ 「つまり、本当のばかは私なんです」 自分の知的レベルが低いことになりましたね。 ばかという人がばかであるとは、こういうことです。 相手を否定する人は、同時に自分も否定しています。 本人は「相手を否定するほうが、自分のレベルが高くなる」と思っています。 自分は偉い、と勘違いしています。 たしかに相手を否定する人は、それだけ身分が高いような印象を受けます。