自分の死亡届を市役所に提出したとして、茨城県警取手署は28日、有印私文書偽造・同行使と電磁的公正証書原本不実記録未遂の疑いで、同県守谷市百合ケ丘の無職、片見英貴容疑者(41)を逮捕した。容疑を認めている。同署が動機などを調べている。 逮捕容疑は、自らが死亡したという死亡診断書と死亡届を偽造し、1月23日午後9時ごろ守谷市役所に提出。戸籍に嘘の記録をさせようとしたとしている。 同署によると、死亡届に空欄部分が多いことを職員が不審に思い、同署に通報していた。
銀行で1万円札10枚を千円札100枚に両替しようとした際、行員が誤って1万円札100枚を渡したのに返さなかったとして、占有離脱物横領罪に問われた大阪府東大阪市の無職男(31)に対する初公判が19日、大阪地裁(西野吾一裁判官)で開かれた。男は起訴内容を認め、検察側は懲役1年を求刑して即日結審した。判決は今月27日に言い渡される予定。 ■「札束を見るのが夢」両替したら、まさかの… 冒頭陳述などによると、男は当時車中生活をしており、受け取った100万円の約半分をマンションの契約費や生活費に使った。両替した理由は「札束を見るのが夢だった。日雇い労働などで10万円たまったので両替した」と説明しているという。 検察側は論告で、誤りに気付き何度も電話をかけてきた行員に対し「中身を確認していない」と嘘をつき、実在しない住所を居住地として伝えたとして「悪質」と指摘。一方、弁護側は「計画性はなく、偶然が端を発
古書店で児童ポルノが掲載された書籍を販売したとして、警視庁少年育成課は、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(不特定多数提供目的所持)の疑いで、東京都千代田区神田神保町の古書店「湘南堂書店」経営、山田忠容疑者(77)=埼玉県新座市野寺=や従業員ら男3人を逮捕した。山田容疑者ら2人は容疑を認め、1人は否認している。 同課は18歳未満の少女の裸の写真などが掲載された書籍約220冊を押収。中には4、5歳の女児とみられる写真も含まれていた。 同課によると、同店は主に日本史の古本を扱う店として昭和46年に開店。現在は店舗の約半分が成人向けコーナーで、児童ポルノを置いた経緯について山田容疑者は「店の収入が少なく、売り上げを上げるために約10年前から売っていた」などと説明している。
電車内で自身を介抱しようとした男性を殴ってけがを負わせたとして、神奈川県警高津署は19日、傷害容疑で、川崎市高津区末長の会社員、大高雅貴容疑者(25)を逮捕した。「覚えていない」などと容疑を否認している。 逮捕容疑は、1月6日午前0時40分ごろ、東急田園都市線宮崎台駅-梶が谷駅間を走行中の電車内で、自身を介抱しようとした同区の俳優の男性(35)のあごを殴ったとしている。男性はあごの骨を折り、全治1カ月半の重傷。 同署によると、男性は、車内で泥酔している様子の大高容疑者を介抱しようとしたところを殴られたという。防犯カメラの映像などから大高容疑者の関与が浮上した。
群馬県榛東村の機械メーカー、榊原機械が高さ約8・5メートル、重さ約7・3トンの巨大人型ロボット遊具「LW-MONONOFU(もののふ)」を開発した。実際に乗って操縦、2足歩行して手に装着した空気銃からボールを発射することができる。開発者は「気軽にロボットに親しんでもらいたい」と話している。 榊原機械は、家畜のふん尿を堆肥処理する機械などを製造。機械の設計や制御装置の技術を生かしてアニメ「機動戦士ガンダム」のような乗れるロボットを作れないかと考え、開発課の南雲正章さん(44)が平成17年、高さ約3・4メートルで胴体と2本脚だけのロボット「ランドウォーカー」を開発した。 子供でも乗って歩かせることができ、イベントなどでレンタルの依頼が相次いだ。「より人型に近く、巨大なものを」と、6年かけて1人で開発したMONONOFUは、外国人にもアピールしようと、頭に侍をイメージしたかぶとをかぶせた。顔には
JR東日本の最大労働組合「東日本旅客鉄道労働組合(JR東労組)」が今年の春闘で、ストライキ権行使の可能性を検討すると会社側に通告していたことが11日、JR関係者への取材で分かった。実際に行使されればJRの最大労組で初めて。ストの可能性があるのは会社側の回答が見込まれる3月中旬で、組合員を限定して行うとみられる。 JR関係者らによると、6日に行われた団体交渉でJR東労組は組合員の「一律定額ベア」の将来にわたる実施などを要求。会社側が否定的な見解を示したため、この場で「スト権行使を含めたあらゆる戦術行使に必要な手続きに入る」と通告したという。 JR東労組は職場や組合員を限定する「指名スト」を検討しているもようで、地域によってはJR東の一部列車で運休が発生する可能性もあるとみられる。 JR東労組は平成28年末、全組合員投票を行い、約8割の賛成を得て実質的なスト権を確立したとみられる。同労組は昨春
19日午後1時40分ごろ、JR常磐線柏駅(千葉県柏市)に停車中の品川発土浦行き特別快速電車(15両編成)内で乗客の女性(25)が出産した。 JR東日本東京支社によると、電車が柏駅に停車した際、乗客がホームの緊急停止ボタンを押した。車掌が駆けつけたところ、6号車で女性が出産した後だったという。赤ちゃんは女の子で、母親とともに救急車で柏市内の病院に運ばれた。母子ともに健康とみられる。 影響で常磐線は上野-土浦間で約30分間、運転を見合わせた。
電車内で女児の首を絞めたとして、埼玉県警大宮署は暴行の疑いで、さいたま市西区の契約社員、前田晃祐容疑者(22)を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は17日午後6時55分ごろ、大宮駅に停車中のJR川越線の電車内で、富士見市の女児(1)の首を絞めたとしている。 同署によると、女児は当時電車内で泣いていたため、母親(25)が抱いてあやしていたところ、突然首を絞められた。前田容疑者は女児と面識はなく、「赤ちゃんが苦しくなくなると思って首をしめた」などと供述しているという。女児は病院に搬送されたが、命に別条はないという。 現場に居合わせた同県警浦和署員が前田容疑者らを同駅のホームに下ろし、「首を絞めた」と認めたため現行犯逮捕した。
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仙台市で平成27年、自宅で口論になった父親=当時(49)=をナイフで刺殺したとして、殺人罪に問われた当時19歳の元少年(21)の裁判員裁判で、仙台地裁は13日、懲役11年(求刑懲役14年)の判決を言い渡した。 加藤亮裁判長は判決理由で、幼少期から夫婦げんかが絶えない家庭で過ごしたことや、飲酒して愚痴を言う父親の生活態度などが被告の人格に影響を与えたと指摘。一方で、「被害者に犯行を正当化するほどの落ち度があったとも評価できない」と述べた。 弁護側は、被告の家庭環境を強調し、犯行時は精神的に追い詰められて、行動をコントロールできなかったとして、刑の減軽を求めていた。 判決によると、元少年は27年12月、自宅でアイドルのDVDを大音量で見ていた父親と口論になり、ナイフで胸や背中を約60回刺して殺害した。
「住民税が流出しています」-。杉並区は、ふるさと納税制度を多くの住民が利用すると区の歳入が減り、行政サービスが低下しかねないと訴えるチラシを、11月から区内で配布している。返礼品による経済活性化など一定の成果を上げているふるさと納税だが、利用者の増加に伴い、税収を失う都市部自治体の反発も強まっている。 チラシは区の税収が減少することで、学校や保育園、道路の整備、ごみ処理などに深刻な影響が生じるイメージをイラストで表現。平成28年の寄付額に基づく29年度の住民税の減収が約13億9千万円に達し、30年度はさらに増えるとの見通しをグラフで示した。 2万5千部を印刷し、区役所や区民センターで配布、自治会の回覧板にも添付した。減収額は住民税全体の数%だが、行政サービス縮減の懸念があるとして担当者は「チラシを見て、寄付を踏みとどまる区民がいればいい」と期待する。 区ホームページでも「ちょっとヘンだぞふ
アイドルは個人活動も含めると2千組近くに上るとされ、身を崩すほどのめり込むファンも少なくない。なぜ彼らは崇拝するのか。 ドキドキして覚えていない 大阪府の物流会社で在庫管理の仕事に就く会社員、鈴木雅雄(30)=仮名=の初恋は26歳のときだった。相手は、アイドルグループ「NMB48」のメンバーだった、「りりぽん」と呼ばれている須藤凜々花(すとう・りりか)(20)。鈴木はそれまで、誰かと交際した経験もなければ、恋愛感情を抱いたことさえなかった。 須藤の握手会には、参加条件の新曲CDを手に入れるなどして、欠かさず駆けつけている。参加したのは約50回。何回も列に並び、須藤の手は数百回握りしめたはずだが、「いまだにドキドキして何を話したのか覚えていない」という。 高校を卒業後に今の会社に就職した。実家暮らしで、外食費などを除けば、収入の手取り額二十数万円はほぼ使うことがない。26歳までの8年ほどで貯
幸楽苑ホールディングス(HD)は10月27日、ステーキ店を展開するペッパーフードサービスとフランチャイズ契約を締結すると発表した。ペッパーの「いきなり!ステーキ」に業態転換し、12月下旬に1号店を出店する計画だ。 幸楽苑HDが展開する外食店はほぼ「幸楽苑」単一ブランド。グループ1000店舗体制を目指し、急成長する「いきなり!ステーキ」に業態転換することでドミナントエリア内での自社競合を回避し、経営効率の改善と企業価値向上を目指すという。 第1号店として12月下旬、「いきなり!ステーキ 福島太平寺店」を福島市に出店する。 発表を受け、27日午前の株式市場で幸楽苑HD(東証1部)が急騰。一時は値幅制限の上限(ストップ高)となる前日比400円高の2152円を付けた。
衆院選の開票が行われた22日夜、ジャーナリストの池上彰氏がメーンキャスターを務めるテレビ東京系の開票速報特別番組「池上彰の総選挙ライブ」で、池上氏は、自民党の岸田文雄政調会長に対し、安倍晋三首相との中継の際に、自民党本部で当確候補の氏名読み上げが行われていたのは、「テレビ中継のルールに反する」と強い調子で伝えた。 番組では、午後10時過ぎに党本部の安倍晋三首相と中継のインタビューが始まったが、中継の後半は安倍首相が話す背後で氏名を読み上げる音声や拍手が聞こえ続けた。池上氏が安倍首相に「聞こえますか。大丈夫ですか」と確認する場面もあった。中継は質問の途中で時間切れとなった。 池上氏は岸田氏に「中継の際は読み上げなどは行わないルールのはず」との自身の認識を示し、「こちらと安倍さんとのやりとりがうまくいかなかったことについて、きわめて異例のことだったと一言申し上げておきます」と伝えた。 岸田氏は
菅義偉官房長官は20日午前の記者会見で、朝日新聞が同日付朝刊1面で政府が天皇陛下の譲位の時期を「平成31年3月末」とする方向で最終調整に入ったと報じたことについて「そうした事実はない」と否定した。その上で、陛下の譲位や改元の日程などを決める皇室会議を開催する時期は「まったく決めていない」と述べた。 新元号を公表する時期に関しても「憲政史上初めてのことなので、現段階で時期を示すことは極めて困難」と語った上で「国民生活への影響を考慮しながら、適切に検討したい」と述べた。
ベテラン漫画家の間に、原画を保存・展示する国立美術館の設立を求める声が高まっている。原画の散逸を防ぐ目的に加え、作品の価値が上昇し巨額の相続税が発生する可能性があるためだ。「島耕作」シリーズなどで知られる弘兼憲史さん(70)は「『団塊の世代』の漫画家たち共通の悩み」と指摘。こうした中、地方の美術館が取り組むある事業に注目が集まっている。(藤沢志穂子) 「売りたくはなかったが…」。料理漫画などでヒット作を持つベテラン漫画家は昨秋、都内で開いた展示会で、自らの原画を泣く泣く販売した。価格は1枚当たり1千〜3千円。編集者からは「貴重な資料が散逸する」との声が上がった。だが、この漫画家は「自分がいなくなった後、家族が原稿を処分する気持ちを考えると、欲しい人に買ってほしかった」などと心境を語っている。 弘兼さんも、自らの原画を母校の早稲田大学や故郷の山口県岩国市、出版社などに寄贈することを考えている
中国山地を江の川沿いに走るJR西日本のローカル線「三江線」が最後の夏を迎えている。利用客の減少で来年4月1日付での廃線が決まっているからだ。ほとんど利用者のいない秘境駅や大自然を感じられる車窓など見どころは多く、中でもファンや観光客に人気なのが宇都井(うづい)駅。ホームと待合室は地上から高さ約20メートルにあり、山間の地にそびえ立つその姿から「天空の駅」と呼ばれている。 116段の価値あり 島根県の江津と広島県の三次を108.1キロで結ぶ三江線。江津から74.8キロの地点、島根県邑南(おおなん)町にあるのが宇都井駅。単線でホームは片面。それだけなら何の変哲もない田舎の無人駅だが、しばしばテレビ、雑誌にも取り上げられ、知る人ぞ知る存在になっているのは駅の構造が珍しいからだ。 山の中腹あたりに掘られた左右のトンネルの出入り口を高架でつなぐ形でレールは延びているが、宇都井駅はその高架上に作られて
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