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ブックマーク / note.com/shibataism (13)

  • アマゾン流、「大企業病」を避けるための4つの意思決定ルール|決算が読めるようになるノート

    以前、「アマゾンの株主へのレターを読み解く」というnoteを書いたところ、大変好評だったので、今年も書いてみたいと思います。 アマゾンの株主へのレターは非常に示唆に富むものが多く、毎年楽しみにしている人が多いのではないかと思います。 社長の席があるビルは常に「Day 1」という名前今年の株主へのレターは冒頭で以下のように始まります。 “Jeff, what does Day 2 look like?” That’s a question I just got at our most recent all-hands meeting. I’ve been reminding people that it’s Day 1 for a couple of decades. I work in an Amazon building named Day 1, and when I moved bui

    アマゾン流、「大企業病」を避けるための4つの意思決定ルール|決算が読めるようになるノート
  • Abema TVの25倍ものコンテンツ投資が実り始めたネットフリックス|決算が読めるようになるノート

    今日のnoteは2016年10月から12月期のネットフリックスの決算を見ていきたいと思います。 ■参考:2016年第4四半期 ネットフリックス株主通信 (2017年1月18日発表) 動画のストリーミングサービスはAmazonの参入などで異常に競争が激しくなっており、ネットフリックスの成長スピードに対する疑問の声も以前は上がっていました。 そんなネットフリックスですが、この四半期は非常に好調な決算を迎えることができました。 四半期ベースでは有料会員の増加数が過去最高という決算です。 全体の売上は$2.35B(約2,350億円)、限界利益(売上−変動費)が$470M(約470億円) となっています。 アメリカでは190万人の新規有料会員を獲得し、四半期の売上が$1.4B(約1,400億円)、限界利益が$536M(約536億円)、限界利益率が38.2%となりました。 米国以外のグローバルでは51

    Abema TVの25倍ものコンテンツ投資が実り始めたネットフリックス|決算が読めるようになるノート
  • NewsPicksを提供するユーザーベースが遂にIPO。伸びしろはどこにあるのか?|決算が読めるようになるノート

    ユーザーベースが遂にIPO承認されました。個人的にもNewsPicksは日の情報を短時間にキャッチアップするツールとして毎日使っており、とてもうれしく思います。関係者の方、おめでとうございます。 通常、このnoteでは、機関投資家がカバーするような会社(時価総額300-500億円以上くらい)を目安に取り上げていますが、今回は個人的にも使っているサービスということもあり取り上げてみたいと思います。 今日はユーザーベース社のKPIを詳しく見ていき、どの程度伸びしろがあるのか、というのを見ていきたいと思います。 ご存知の方も多いかと思いますが、ユーザーベースは2つのサービスを提供しています。 一つ目がB2B向けのSPEEDAというデータ収集・分析ツールです。 二つ目がNewsPicksというB2C向けの経済ニュースアプリです。 売上・利益 2015年は、売上19.2億円、経常損失3.4億円でし

    NewsPicksを提供するユーザーベースが遂にIPO。伸びしろはどこにあるのか?|決算が読めるようになるノート
  • 内乱にも関わらず絶好調のクックパッドに潜む3つのリスク要因とは|決算が読めるようになるノート

    今日は、内乱(?)があったクックパッドの2016年4-6月期の決算を見てみます。 内乱にも関わらず、YoY +44.3%の成長を維持一部報道には、幹部社員が大量離脱したためサービス運営が困難、という報道もありましたが、実際に決算がどうなっているのかを見てみたいと思います。 売上が89.1億円(YoY +44.3%)、営業利益が41.3億円(YoY +57.6%)とこれまでの急ペースでの成長が続いています。 レシピサービスの売上内訳を見てみると、会員事業・広告事業共に、急成長が続いており、内乱が全く業績に影響していません。 クックパッドは、既にブランドが確立されているだけではなく、ネットワーク外部性が非常に強いサービスであるため、担当する社員が変わったくらいでは(短期的には)びくともしないレベルのサービスになっている、とも言えるでしょう。 実際に決算の質疑応答では、 【Q11】 マスコミが面

    内乱にも関わらず絶好調のクックパッドに潜む3つのリスク要因とは|決算が読めるようになるノート
  • AWSが好調で純利益が前年比9.3倍になったアマゾン。次に狙う市場は?|決算が読めるようになるノート

    アマゾンの2016年4-6月期の決算が出ました。 以前書いた通り、この会社は、IRで明確に Long Term Goal – Optimize Free Cash Flows 長期的なゴール=フリー・キャッシュフローを最大化することと言い切っています。 その直近12ヶ月(TTM)フリー・キャッシュフローは、$7.3B(7300億円)とYoY +68%と大きく上昇しています。 直近12ヶ月(TTM)の売上見てみると、売上は$120B(12兆円)とYoY +26%も成長しています。 構成比は、北米ECが59%、海外ECが33%、AWS(クラウド)が8%です。 他方、四半期ベースの純利益(Net Income)を見てみると、グラフのように$857m(857億円)と9.3倍にも増えています。一体、どうしてこんなに利益が出るようになったのでしょうか? ヒントは、クラウド(AWS)事業にあります。 北

    AWSが好調で純利益が前年比9.3倍になったアマゾン。次に狙う市場は?|決算が読めるようになるノート
  • ソフトバンクは、なぜARM社を3.2兆円もの大金で買収するのか?|決算が読めるようになるノート

    速報です。最近、持ち株の売却などで約2兆円の現金を捻出したあげく、株主総会前夜に、副社長だったニケッシュの退任を発表したソフトバンクですが、英ARM社を買収するというニュースが入ってきました。それも、3.2兆円ものソフトバンク史上最大の買収です。 金額、タイミング、買収先全てに驚くばかりですが、Brexitの影響で、1ポンド155円くらいだったのが、1ポンド139円くらいまで落ちてきているので、為替を上手く利用したタイミングと言えるでしょう。 また、負債規模や投資方針などでソリが合わなかったとされるニケッシュ氏との決別の直後ということもあり、 ニケッシュがいなくても一人で買収できるもん。 オレほど借金できるヤツは世界にもいないだろ!という傘下のダイエーホークスとは真逆に、世界の借金王へと突き進む決意を感じさせられます。 さて、それはさておき、この買収の狙いを少し見ていきたいと思います。 英

    ソフトバンクは、なぜARM社を3.2兆円もの大金で買収するのか?|決算が読めるようになるノート
  • シリコンバレーのエンジニアはどのくらい高給なのか?|決算が読めるようになるノート

    極端な内容・真偽不明の情報でないかご注意ください。ひとつの情報だけで判断せずに、さまざまな媒体のさまざまな情報とあわせて総合的に判断することをおすすめします。 また、この危機に直面した人々をサポートするために、支援団体へのリンクを以下に設置します。 ※非常時のため、すべての関連記事に注意書きを一時的に表示しています。 最近、IVS CTO Nightでの「CTO100人実態調査」というアンケートで、スタートアップCTOの年収を匿名で聞くアンケートがありました。 これを見ると、年収500万円〜800万円のレンジが一番多く、中間値は1000万円弱くらいでしょうか。 シリコンバレーは、物価も東京よりずっと高いので一概に比較できませんが、エンジニアが最も評価されやすい場所で、エンジニアに対して高給が払われます。 ※どのくらい物価が高いか、というと、私の主観ですが、感覚的には単身の場合で東京の1.5

    シリコンバレーのエンジニアはどのくらい高給なのか?|決算が読めるようになるノート
  • リンクトイン2.6兆円の巨大買収の舞台裏詳細(計5社と交渉していた模様)|決算が読めるようになるノート

    リンクトインがマイクロソフトに2.6兆円で買収されるというニュースがありましたが、その舞台裏の交渉の様子が公開されました。 米国証券取引委員会(SCE)が先週金曜日に公開した文書に詳しくでています。なぜこんな詳細を公開しているのか、という点ですが、リンクトインは公開企業で、Dual Class Stockを採用しており、創業者・取締役会長のReid Hoffman氏が過半数以上の議決権を有しています。つまり、Reid Hoffman氏は他の株主が反対しようとも彼が売りたいと思えば、M&Aを決めることが出来てしまったわけです。とはいえ、あまりにも彼「だけ」が美味しいディールにすると、他の株主から訴訟されかねません。従って、売却にいたる経緯をしっかり公開し、利益相反等がなかったことをしっかり他の株主にも説明するための文書と思われます。 リンクトイン創業者・取締役会長のReid Hoffman氏

    リンクトイン2.6兆円の巨大買収の舞台裏詳細(計5社と交渉していた模様)|決算が読めるようになるノート
  • 非ゲームアプリのマーケティングについて語ったよ|決算が読めるようになるノート

    柴田: 今回の「しば談」は、AppLovinの坂達夫さんにお越しいただきました。まずは最初に自己紹介と自社紹介をお願いします。 坂達夫さん(以下、敬称略): 坂達夫と言います。1985年生まれの30歳で、2人の子どもが居ます。2008年に新卒で楽天に入ったのですが、新卒で楽天に入ろうかどうしようかって迷っていた時に、後押ししてくれたのが06年に新卒で楽天に入社していた柴田先輩っていうことで知り合って、今まで関係が続いています。楽天で3年半勤めたあとグーグル転職して、グーグルでも3年半ぐらい勤めて、去年の2015年の6月からAppLovinという今の会社で、日への展開を担当しています。 坂: AppLovinは社がパロアルトにある、いわゆるシリコンバレー発のアドテク企業で、今まだ社員はグローバルで100人ぐらいの人数なんですけど、2015年の売上が日円で250億円以上、去年も

    非ゲームアプリのマーケティングについて語ったよ|決算が読めるようになるノート
  • スタートアップの採用での典型的な失敗事例と対策を教えてもらったよ!!|決算が読めるようになるノート

    柴田: 今回の「しば談」は、株式会社プロコミット・代表取締役社長のの清水隆史さんにお越しいただきました。まずは最初に自己紹介をお願いします。 清水隆史さん(以下、敬称略): プロコミットはベンチャー、成長企業の採用支援を一貫してやっている人材紹介会社です。成長企業の定義は、いわゆるスタートアップ、シリーズAぐらいから、大きい所でいきますと、例えばDeNAやJINS、ユニクロといったメガベンチャーまで、IPO後の会社も含めてやっています。一貫して成長を続けている会社をターゲットにして、採用支援をやっています。業界のフォーカスは特にありませんが、結果的にやはりインターネットを中心としたIT系が顧客リストに多くいる会社です。 ベンチャーの生態系で最も大きな「人材」という課題を解決すべく起業柴田: もともとはどういうキャリアでいらっしゃったのですか? 清水: 私はもともと大学を出てすぐに非ネット系

    スタートアップの採用での典型的な失敗事例と対策を教えてもらったよ!!|決算が読めるようになるノート
  • 会社を売却すると、創業者の身に何が起こるか|決算が読めるようになるノート

    柴田: 「しば談」の第一回目は、習い事のマーケットプレイス、サイタを創業して売却した有安伸宏さんににお越しいただきました。まずは、簡単に自己紹介をお願いします。 有安伸宏さん(以下、敬称略): 19歳の時に初めて起業して以来、今まで4つ会社を作り、うち3社を売却してます。ネット系の創業経営者として、あわせて15年位の経験があります。直近に作った会社は、習い事のレッスンのマーケットプレイスを運営するコーチ・ユナイテッド株式会社。その会社を2013年に上場企業へ売却、2016年2月に社長を退任して、今に至ります。 個人でエンジェル投資もやっていて、家計簿アプリのマネーフォワード社、ファッションECのMaterial Wrld社など、コンシューマ向けの事業に投資しています。あとは、Tokyo Founders FundというExit(注:IPOもしくはM&A)を経験した日人8人でやってるファン

    会社を売却すると、創業者の身に何が起こるか|決算が読めるようになるノート
  • Facebookのメッセンジャープラットフォームの本当の狙いは正しく報道されていないと(僕は)思う。|決算が読めるようになるノート

    (今回は完全に主観なので「オレ(私)は違うと思う」という方もいらっしゃるかもしれませんが、悪しからず。) さて、LINEに続き、Facebookもボットプラットフォームをリリースして、盛り上がっていますね。「F8カンファレンス:FacebookがMessengerのチャットボットのプラットフォームを発表」が詳しいので詳細はこちらをご覧ください。 がしかし、Facebookが当に何を狙っているのか、というのが正しく報道されていない気がするので、僕の解釈を書いておこうと思います。(繰り返しますが、あくまで主観です。) メッセンジャープラットフォームにおける3つのリリース今回、f8カンファレンスで発表されたメッセンジャー関連の内容は、大きく分けて3つに分類できる。 #1 : ビジネスアカウントにもメッセンジャーを開放 #2 : メッセージを送受信するAPIを開放 #3 : メッセージを自動で送

    Facebookのメッセンジャープラットフォームの本当の狙いは正しく報道されていないと(僕は)思う。|決算が読めるようになるノート
  • メルカリは本当に「世界を取る(かも)」と思った件|決算が読めるようになるノート

    最初にお断りしておきます。今回の内容は決算と関係ありません。いつものように数字もグラフもたくさん出てきません。「号外」のようなものだと思ってください。興味がない方は読み飛ばしていただいても構いません。 noteを始める時に、「やらないこと」を3つ決めました。一つ目はネガティブなこと(悪口)はなるべく書かない、二つ目は非上場企業に関しては書かない(非上場であるという意思を尊重します)、三つ目は僕の主観をなるべく入れない(入れるとしても客観データを主観を明確に分離)ということです。今回は、このうち2番目と3番目に違反しますが、何と言うか書かずにいられなかった、という気持ちなので書きます。 さて、前置きはこのくらいにして題。 先日、メルカリが大型調達を発表しました。 ・フリマアプリのメルカリ、今度は84億円の大型資金調達——評価額10億ドル超の日発ユニコーンに (TechCrunch Jap

    メルカリは本当に「世界を取る(かも)」と思った件|決算が読めるようになるノート
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