11月16日、米国で不安が広がるタカタ製エアバッグ問題。自動車メーカーや当局の一貫性のない対応は、影響を受けた車の所有者を混乱させている。写真はタカタのロゴ。東京都内で5日撮影(2014年 ロイター/Toru Hanai) [オーランド/ワシントン 16日 ロイター] - 米国では過去数週間、トヨタ<7203.T>車の所有者の多くが、郵便で重要な警告文書を受け取った。そこには「直ちに販売店に行き、欠陥のあるエアバッグを交換するように。それまでは助手席に誰も乗せないように」と書かれていた。 一方、同様のエアバッグを搭載しているクライスラー車の所有者には、12月まで正式な通知は届かないようだ。だが、エアバッグの検査と引き換えに、ディズニー・ワールドの無料チケットが配布されるという。 過去6年間で、タカタ<7312.T>製エアバッグに関連した事故により少なくとも5人が死亡した。問題のエアバッグは