カッコいいクルマだと思う。それはスタイル、走りの楽しさ、雰囲気、上質感などほぼ全方位のレベルが高いから。もちろん、“軽”であることを忘れさせる魅力をこのクルマはもっている。 公道試乗で実感できたのは“気持ちよさ”だった。64ps/10.6kgf・mにまとてられたエンジンは、爽快に走りたいならちょうどいい。MTのシフトやクラッチのフィールも剛性感ベースになめらかなタッチに仕立てられ、無理のない力で操作でき神経を逆撫でされない。適度な操舵力を保つステアリングも、それが軽とは思えないしっとり感がいい。CVTも悪くないが、乗り較べると、試乗中も試乗後もより気持ちがスカッ!としているのはMT車のほうだった。クルマとの一体感が味わえるのがいい。 個人的には今風のホイールのデザインにだけ抵抗がある。昔のカンパニョーロ風や、鉄ホイールでもいいから円周上に小さな丸穴の開いたサッパリしたホイールを組み合わせて
シエンタにはちょっとした黒歴史(?)があります。シエンタと同じ小型の3列シートミニバンとして、ダイハツ工業がOEM供給する「パッソ セッテ」を2008年12月に発売したこともあり、2010年8月に一度は生産終了しているのです。 しかし、パッソ セッテの販売がふるわなかったこともあり、2011年5月に再度生産されるようになりました。ちなみにパッソ セッテは2012年12月に販売終了しています。 今回のフルモデルチェンジ直前でも月間2000台近く売り上げているなど人気のシエンタ。2代目モデルは、外観デザインを大幅に変更するとともに、待望のハイブリッド車を追加しました。これでトヨタ自動車のミニバンは、シエンタ、「ノア/ヴォクシー/エスクァイア」、「アルファード/ヴェルファイア」という3兄弟が新モデルで出そろったわけです。 さて新型シエンタですが、イメージカラーとして、新色のボディカラー「エアーイ
スズキは23日、インドで2つめの販売系列(チャネル)を8月に導入すると発表した。新系列「ネクサ」は高級車や上級車を売る専売店だ。経済成長に伴い、インドでは付加価値がより高い車を求める消費者が増えている。割安な小型車で市場を切り開いてきたスズキだが、今回は自らの殻を破り、世界の主要国に成長したインドでシェア5割の奪還に挑む。ニューデリーで23日開いたネクサのお披露目の記者会見。「これまでの30年
スクープ!放漫経営の負の遺産ホンダ「新車を大量放置」の現場を激写 フライデーの掲載記事が「現代ビジネス」でフリーコンテンツとして公開されました。 ◎現代ビジネスはこちら◎ ホンダファンと見られる方から「ホンダみたいに利益を出している企業が信じられない・・・」とか「他社もやっている話のでこの記事には悪意がある」といった指摘を受けていますが、ホンダは2015年1~3月期は四輪事業が営業赤字に転落し、二輪事業で穴埋めする形になっています。今後の商品計画でも、ろくな新車が出ないばかりか、次期シビックのエンジンの開発をアウトソースするという一種の「暴挙」にも出ていますので、四輪事業は期待薄です。 一部のエンジニアが愛想をつかして、退職し始めています。一気に複数のエンジニアが辞めた部署もあります。 いよいよホンダの「ソニー化」が本格化しつつあると言えるでしょう。 また、他社にも「モータープール」は存在
造っても造っても売れない 「お客様視点を大切にして、数(台数)を追うよりもお客様に夢を与えるホンダらしい商品を造っていきたい」 全世界で600万台販売の旗を掲げて驀進(ばくしん)した伊東孝紳・前社長(61)の後を継ぎ、第8代ホンダ社長に就任した八郷(はちごう)隆弘氏(56)が7月6日、初の記者会見でそう抱負を語った。 ホンダが今、苦境に立たされている。'15年1月から6月の同社国内販売台数は前年同期比17・9%の減少、落ち込み率は国内11社の中でも三菱自動車に次いで2番目に大きかった。 造っても造っても売れない―。それを象徴するような「現場」が、熊谷市、深谷市、本庄市など埼玉県北部に点在している。売れない新車を一時保管する「モータープール」だ。 「私が把握しているだけで、置き場は6ヵ所あります。全部で10ヵ所近くあると地元では言われており、1ヵ所に3000~5000台は野ざらしで置かれてい
三菱自動車は、販売不振が続いているアメリカでの生産から撤退する方針を固め、今後はアジアでの生産を強化していくことになりました。 この工場では多目的スポーツ車を生産していますが、アメリカでの販売不振が続き、去年の生産台数は、工場の生産能力のほぼ半分の6万台余りにとどまっていました。 一方で、日本からの輸出などで、アメリカでの販売は続けることにしています。 三菱自動車は3年前にオランダの工場を売却していて、今回のイリノイ州の工場での生産打ち切りで、日本の主要な自動車メーカーとしては初めて、アメリカとヨーロッパの生産から撤退することになります。 今後は、販売が好調で引き続き成長が見込まれるアジアに重点を置き、タイやインドネシアなどでの生産を増強することにしています。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く