タグ

ブックマーク / dennou-kurage.hatenablog.com (11)

  • 教師は率先して「仕事よりプライベートを優先」する姿勢を見せるべき - 脱社畜ブログ

    以下の記事について。 担任、息子の入学式へ…県立高校教諭勤務先を欠席、教育長が異例の注意 (埼玉新聞) - Yahoo!ニュース 実に、気持ち悪いニュースだと思う。気持ち悪いと思った対象は、当然ながら入学式を欠席した先生ではなくて、それを「けしからん」という意見のほうだ。 どうやら江野幸一埼玉県議会議員が先頭にたって批判をしているらしいけど、個人的には「あんたが偉そうに騒ぐことか」と言いたくなる。この件で教師に何か言える立場の人がいるとしたら、それは県議でも保護者でもなく生徒だけだろう。二言目には「教師の倫理観」で、まるで中身がない。もしや、教師を叩くと票が集まるとかそういう仕組みなのだろうか。 正直、担任とは今後も一年ぐらいずっと顔を合わせることになるのだから、初日いなかったとしてもそこまで問題ではないだろう。生徒に軽く謝るぐらいでいいのではないだろうか。実際、そういう趣旨の文書をしっか

    教師は率先して「仕事よりプライベートを優先」する姿勢を見せるべき - 脱社畜ブログ
    oka_mailer
    oka_mailer 2014/04/13
    教師の子供にも貴方の親は教師だからしょうが無いって言うよりも、他の子どもと同じじゃないのはおかしいって言うべきよな。
  • 「退職」を意識するということ - 脱社畜ブログ

    先日辞めた会社に就職した時に、最初に決めたことがある。普通、会社に就職する時に決意することと言えば「最低でも3年は勤める」とか「◯◯という役職まで上り詰める」といったような前向きなことだと思うのだけど、僕が決めたことはそれと真逆のことだ。 「しんどい、と思った時には躊躇なく辞めよう」 そう決めてから、僕は会社で働きはじめた。 仕事がハードだという噂は就職する前から聞いていたので、長く勤められるだろうとは最初から思っていなかった。小さい会社の経営側から大きな会社の雇われ社員になって、自分がどれだけまともに働けるかということについても不安があった。だから僕は、最初に退路を用意しようと決めた。就職というのは、基的にはくじ引きだから、必勝ということはありえない。最初に退路を確認してから戦いをはじめるというのは、戦略としては極めて真っ当だ。 「いつでも辞めてやる」と思って働き始めると、不思議なこと

    「退職」を意識するということ - 脱社畜ブログ
    oka_mailer
    oka_mailer 2013/07/10
    健全だよなーと思うと同時に、誰でも退路が確保できるように社会が保証すべきだろうな、とか、そうすれば解雇規制を弄らずとも雇用の流動化は進むんじゃないか、とか。
  • Re:脱社蓄ブログを読んで感じる違和感 - 脱社畜ブログ

    以下の記事をはてブのホットエントリで見つけたので。 脱社蓄ブログを読んで感じる違和感 http://hatedebu.hatenablog.com/entry/2013/03/01/164135 誹謗中傷ではなくて、ご意見をいただいたと認識しているので、これについて僕の見解を書こうと思う。 元記事の方が主に言及していたのはこの記事(給与・待遇に比例しない責任がなぜ正当化されるのか)である。この記事に限らず、このブログではいわゆる「やりがい搾取」については度々書いていて、企業側が賃金ではなく「やりがい」をエサに与えることで、不当に安く労働者を酷使しようとする状況に批判的な立場を取ってきた。 元記事の反論内容を要約すると、「日にはそもそも職業選択の自由がある。賃金の代わりにやりがいが与えられるような職場が嫌なら、辞めればいい」といった感じになると思う。 僕は、この主張については2つの点におい

    Re:脱社蓄ブログを読んで感じる違和感 - 脱社畜ブログ
  • 社員に「ストレス耐性」を求めるのは人道に反する - 脱社畜ブログ

    社員を採用する際に、求める能力として「ストレス耐性」を掲げる会社も少なくない。酷い場合になるとこのストレス耐性を見ると称してとんでもない圧迫面接が行われることもある。 僕は、この「ストレス耐性」というものを仕事の適性として挙げてくる会社はどうも信用がならないと思っている。社員に「ストレス耐性」を求めるということは、その会社における仕事は言うまでもなくストレスがたまりやすいものなのであろう。僕が問題だと思うのは、この「ストレスがたまりやすい職場環境」という課題に対して、なるべくストレスを感じなくてよくなるように環境改善をするという方向に課題解決をしようとするのではなく、ストレスを感じにくい人を雇う方向で課題解決をしようとしていることだ。従業員の負担を減らすという意識は全くなく、そこにあるのは「壊れにくい部品が欲しい」という人を人とも思わないような思想である。 そもそも、この「ストレス耐性があ

    社員に「ストレス耐性」を求めるのは人道に反する - 脱社畜ブログ
  • 生活保護叩きの根底に存在する「日本的なるもの」 - 脱社畜ブログ

    以下は、いま話題になっている生活保護に関する記事である。 生活保護は増えてないし、もっと大事なことは増えて何が悪い、ということ - 猿虎日記(さるとらにっき) http://d.hatena.ne.jp/sarutora/20121213/p1 生活保護の議論で僕が問題だと思うのは、この記事のようなデータに基づく議論がほとんどなされず、印象ベースの議論がずっと続いているということである。「生活保護の不正受給が、いま問題になっている」という主張をする人がいるが、統計的にそれは正しくない。重要なことだと思うので、上記記事が引用している日弁連パンフの解説を再掲する。 (前略)不正受給の割合でみると、件数ベースで2%程度、金額ベースで0.4%程度で推移しており、大きな変化はありません。また「不正受給」とされている事例の中には、高校生の子どものアルバイト料を申告する必要がないと思っていたなど、不正受

    生活保護叩きの根底に存在する「日本的なるもの」 - 脱社畜ブログ
  • 片山さつき(と自民党)は日本全体をブラック企業に変えるつもりなのか - 脱社畜ブログ

    片山さつき氏の以下のツイートが、話題になっている。 「前文にしました!」じゃねえよ、と言わずにはいられない。 このツイート内容の時代錯誤さに、僕は開いた口が塞がらなくなった。「人権は、人が生まれながらにして持つ当然の権利であり、いかなる場合も剥奪されない」という天賦人権説の真っ向否定である。天賦人権説は、近代的な人権思想のコアと言ってもよい。天賦人権説を否定するということは、人類が闘争の末に獲得してきた人権思想そのものを否定するのと同じことだ。片山氏は、日を近代以前に戻そうという考えであるらしい。さらに驚くのは、これが片山氏独自の考えというわけではなく、自民党の公式見解でもあるということだ(自民党改憲案Q&A:Q2・Q13)。 天賦人権説を否定し、「権利が当然に付与されるものではなく、義務を果たして初めて付与される」と考えると、先進国家とは思えないような理不尽な状態が多く生じることになる

    片山さつき(と自民党)は日本全体をブラック企業に変えるつもりなのか - 脱社畜ブログ
  • 「権利行使には義務が伴う」というフレーズに対するよくある誤解 - 脱社畜ブログ

    昨日、片山さつき氏の人権天賦説放棄発言についての記事を書いたが、この記事に対する反応で、「権利行使に義務が伴うことは自然」という反論をする人がtwitterなどを見るとちらほらいたようである。 この、「権利行使には義務が伴う」というフレーズほど、誤解されているものは無いと僕は思う。今日は、その指摘をしておこう。 よくある間違いなのだが、この「権利行使には義務が伴う」というのは、「義務を果たすことによって、初めて権利が付与される」という意味ではない。権利行使を義務の対価と考えるのは、(近代の自由主義的な考え方の下では)正しくない。例えば、かつては日にも一定額以上納税をしないと選挙権が無かったという暗い時代があったわけだが、「権利を義務の対価」と考えると、このような考え方を肯定することになりかねない。 「権利行使には義務が伴う」というのは、もっと単純な話である。例えば、僕には選挙権がある。投

    「権利行使には義務が伴う」というフレーズに対するよくある誤解 - 脱社畜ブログ
    oka_mailer
    oka_mailer 2012/12/08
    "権利は義務の対価である、という意味でこのフレーズを用いているのであれば、それは大間違い"
  • 「厳密に言わなくても」サービス残業は労働基準法違反 - 脱社畜ブログ

    連日、サビ残の話で申し訳ないのだが、以下の記事を見ていたら書かずにはいられなかったので許してもらいたい。 「税金泥棒」「常識では考えられない」…埼玉県職員「残業2千時間」に苦情25件 昨年度、一部の埼玉県職員の残業時間が2千時間を超えていた問題で、上田清司知事は6日の定例記者会見で県民からの苦情の手紙などがこの日までに25件届いたことを明らかにした。「民間の常識では考えられない」「税金泥棒」など、辛辣な批判が多かったという。 このほか県民からは、「長時間の労働が何日も続いたら効率がいいわけがない」などの指摘もあり、上田知事も「正鵠を得ている」。一方、「民間ではサービス残業でやるものだ」という意見については「厳密に言えばサービス残業は労働基準法違反になる」と反論した。 今後、職員数を増やすかと問われた知事は「コンピューターやシステム開発で労働時間は短縮されている。同じ仕事でも人によって時間は

    「厳密に言わなくても」サービス残業は労働基準法違反 - 脱社畜ブログ
  • 日本の労働犯罪の多さはリアル北斗の拳と言われても仕方がないレベル - 脱社畜ブログ

    例のごとく、また残業についての暗いニュースを見つけた。 残業代:全額支払われているのは「5割」…連合総研調査 http://mainichi.jp/select/news/20121106k0000m020023000c.html この記事によると、日では民間企業の半数以上が、残業代を従業員に正しく払っていないそうである。残業代を払わないというのは、他人の労働力をタダで奪うことであり、窃盗と同じで重大な犯罪行為だ。日の治安の良さは世界でもトップクラスだといわれているが、傷害や窃盗は少なくても、サービス残業という労働犯罪はこんなにも横行している。犯罪者が何の制約も受けずに大手を振って歩ける国ということで、これはもうリアル北斗の拳と言われても仕方がないレベルだ。 上の記事では5割となっているが、実際には裁量労働制という大義名分による残業代踏み倒しも常態的に行われているので、残業代が正しく払

    日本の労働犯罪の多さはリアル北斗の拳と言われても仕方がないレベル - 脱社畜ブログ
  • 仮に社内ニートが急増中だとするならば、そろそろ週休三日制を検討しよう - 脱社畜ブログ

    当かどうか知らないが、以下のような記事がちょっとだけ話題である。 「社内ニート」20代に急増中 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121104-00000006-rnijugo-bus_all 個人的には、社内ニートになるチャンスがあるならぜひ一度経験してみたいと思っている。毎日ネットして寝ているだけでいいんだったら、ブログを業務時間中に会社で書けるのでだいぶ更新も捗ると思うのだけど、残念ながらそういう機会に恵まれたことがない。 社内ニートになりたいとかなりたくないとかいう話は置いておいて、仮にこの話が当だとするならば、そろそろ社会の仕組みを考えなおす時期なのではないかと僕は思う。仕事をしていない人がそんなにたくさんいる状態でも世の中が回るんだったら、そろそろ週に5日働くという常識を考えなおしてはどうだろうか。具体的には、週休三日制を

    仮に社内ニートが急増中だとするならば、そろそろ週休三日制を検討しよう - 脱社畜ブログ
    oka_mailer
    oka_mailer 2012/11/05
    某メーカーに勤めてる知り合いが震災直後の電力不足で工場の稼働日数を減らしたら赤字が減った、みたいな話を自嘲混じりに言ってたのを思い出した。 そんなところいっぱいあるんだろうな。
  • 成長とかいらないからまずは残業代ちゃんと払えよ - 脱社畜ブログ

    ネットを徘徊していたら、次のような若者離職率についての記事が話題になっているのを見つけた。 若者離職率を初公表 業種で大きな開き NHKニュース http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121031/k10013152371000.html この記事によると、教育、学習支援業と宿泊業、飲サービス業で48%、次いで生活関連サービス業、娯楽業が45%と、いわゆるブラックな業界での離職率が飛び抜けて高い。ある意味予想どおりの結果だ。逆に、製造業などは15%にとどまっている。 僕がこの記事で酷いと思ったのは、若者の人材育成に詳しいという専門家の分析である。 「離職率が低い製造業などは、一人前の技術を身に着けるまで企業が時間をかけて育てていくのに対して、離職率が高い飲業などのサービス業は、入社直後から現場に出て自分で経験を積んで学ぶということが多い。このため、なかなか

    成長とかいらないからまずは残業代ちゃんと払えよ - 脱社畜ブログ
  • 1