2016年03月26日10:09 カテゴリ プロ棋士のアルファ碁の序盤についての評価 プロ棋士のアルファ碁評価について興味深い記事が二つあった。 日経ビジネス AIの「人間超え」、その時トップ囲碁棋士は 朝日デジタル 常識はAIに覆された アルファ碁、世界最強棋士破る (こちらは全文読むには無料会員登録必要) 日経の方は、高尾紳路九段による総括記事である。 第二局で話題になったアルファ碁の 序盤の37手目に5線に打った「カタツキ」について。 人間のプロではありえない手で、高尾は当初疑問手だと思ったし韓国プロも同様に評価していた。 ところがその後アルファ碁が快勝する。 終局後、何度も棋譜を並べ直して考え、そして見えてきた結論がある。この手はアルファ碁(黒)による「勝ちました」、すなわちここで試合は事実上終了という宣言だったのだ。 囲碁においては、終局までに200手を超えることが普通だ。序盤の