軍艦島のエピソード満載 NPOが写真集を自費出版2009年1月16日印刷ソーシャルブックマーク 長崎港から南西へ約19キロの軍艦島=08年11月14日、本社ヘリから写真集「軍艦島 住み方の記憶」を手にする坂本理事長 長崎市の軍艦島(正式名・端島)の世界文化遺産暫定リスト入りを記念して、NPO法人「軍艦島を世界遺産にする会」が写真集「軍艦島 住み方の記憶」を自費出版した。現在と過去の写真や島内の地図を収録したほか、住んでいた人の思い出も紹介している。同会の坂本道徳理事長は「当時の島の生活を想像したり、ガイド本として活用したりしてほしい」と話している。 島の北側にある高島町立端島小中学校から、反時計回りに主な建物を紹介。軍艦島を船上から眺めるクルーズのコースに合わせた。 左のページに、島が無人となった後から現在にかけての写真、右側に最盛期に5千人以上が暮らした炭鉱の島だった頃の写真を見開きで並