首軸は握り位置が「決まる」ように六角形をしています。胴軸は正六角形なのですが、この首軸は、正三角形の頂点を切り飛ばして丸みをつけたような形状。エッジが立っておらず優しい丸みなので、長時間の筆記でもつらくありません。 1050円の万年筆ですが、カートリッジとコンバータ兼用。パイロットの汎用的なコンバータが使えるので、ボトルインク派にも嬉しい限りです。 低年齢向け万年筆といえばSafari。 KakunoはSafariよりも一回り小さくて、ペンケースの中でかさばらず、邪魔にならない大きさです。 キャップを外したところ。Kakunoは少し短くて、胴軸の厚みの所為で小太りに見えます。首軸のくぼみも浅いので、シャープさには欠けますけれども、これはこれでいい形。 クリップが無いかわりに、キャップに小さな突起がついています。 キャップやキャップを装着した本体が、机から転げ落ちないようにという気配りでしょ