ご挨拶 今月の第二日曜日は3月11日でした。言わずと知れた、あの「3.11 東日本大震災」から丸一年が経過した日です。改めまして、当時亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。また、被災され現在も不便な暮らしを強いられている大勢の方々にお見舞い申し上げます。一日も早く元通りの日常が送れるようになることを願って止みません。 3.11の14:46、オレは代休で自宅にいるところにあの大地震がやってきました。自身が立つこともままならないような衝撃の中、不安定なテレビ台とPC棚をなんとか抑えて揺れが収まるのを必死で耐えたのは、今でも鮮明に思い出すことができます。それもあって我が家の被害は全くなく、妹も職場の方の好意で車で送って貰え、日付が変わった頃に無事帰宅できました。都内では翌日昼を過ぎても帰宅できなかった人が多かった中、我々は非常に運が良かったと思います。 はじめに さて、オレにとって、この
昨年、2009年の7月1日に政府のエコポイント申請のためのWebサイトがオープンしたとき、そのWebサイトがセールスフォース・ドットコムのクラウドで作られており、しかも納期はわずか1カ月程度しかなかったはずだ、とPublickeyで指摘しました。 「エコポイント」の申し込み画面はクラウド上に。開発期間わずか1カ月? この記事に対してセールスフォース・ドットコム社長の宇陀栄次氏から「この記事の内容も、正しい状況の理解であり、すばらしいと思います。」と直接コメントをいただき(本人であることを広報経由で確認)、この指摘が事実であることを確認しました。 そのエコポイント開発時の裏話を、先週末9月11日の深夜に宇陀社長が突然ツイッターでつぶやきはじめました。 エコポイントの時の話。昨年の5月28日昼。要件は?とお聞きして、7月1日にサービス開始すること、との返答。登録数は2000万人を想定。当社は法
数年前から、ゼネコン的なSIerの業態に構造的な限界を感じ社内のエンジニアによる自社開発(内製)を見直す動きが見られます。自分の場合も少し前にSI企業を辞めて今は内製をしていますし、知り合いの技術者にも何人かそのような転職をした人がいます。しかし、彼らの話を聞くと良いことばかりではないようです。 そんなわけで、今回は内製に潜むアンチパターンをまとめてみました。なお、ここでは一般向けプロダクト開発ではなく、社内向け業務システムの開発を想定しています。 ■そこは異業種ですよ 内製ということは、ほとんどの場合その会社はシステム開発会社ではなく、異業種に転職することになります。そのため想像以上に開発の常識が通じないことにとまどう技術者も多いようです。SIのとき、システム開発に理解がないゆえに無茶を言う顧客にあたった経験があるかと思いますが、自分以外の社員が全員そのような人であるおそれもあります。
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答え 約2000人月 開発の流れ 要件定義 顧客の発注を受ける 1次請け、要件定義書の執筆を始める 1次請け、顧客と交渉し、家の中に繋がっている家電製品を全て調べ上げる 一次請け、基本設計実施要領の執筆を始める 基本設計 この工程は、2次請け以下には秘密裏に行われている 詳細設計 1次請け、詳細設計実施要領の執筆を始める 1次請け、だいたいこのあたりで2次請けへと乾坤一擲 2次請け、使用する規格やフレームワークなどの部品を選定開始 詳細設計書の執筆がスタート、電球の大きさや重さ、丸み、光度、味、匂いなどを定義する このあたりで、既に5次請けくらいまで仕事が割り振られている 製造 1次請け、製造工程実施要領の執筆を始める 1次請け、単体テスト実施要領の執筆を始まる 5次請け、電球フィラメントのくるくるを手で作成しはじめる 4次請け、求める匂いが上手く出せないと3次請けに駄々をこねる 3次請け
私たちジャスミンソフトは、国産のノーコード・ローコード開発プラットフォーム「Wagby」のベンダーです。簡単に使い始めることができ、さらに複雑な基幹系業務にも対応できるツールとして評価いただいています。本社は沖縄県宜野湾市にあり、メンバーは沖縄で日々、製品の開発とサポートを行なっています。 2001年の創業から20年が経過しました。これまで培ってきた販売実績で、安定しながら挑戦を続けるスモール企業です。採用についてご興味のある方は Web フォームからお問い合わせください。 Wagby Developer Days 2023 [2023.10.25-27] Wagbyの祭典 Wagby Developer Days 2023 が終了しました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。当日の発表資料をダウンロードできます。
私たちジャスミンソフトは、国産のノーコード・ローコード開発プラットフォーム「Wagby」のベンダーです。簡単に使い始めることができ、さらに複雑な基幹系業務にも対応できるツールとして評価いただいています。本社は沖縄県宜野湾市にあり、メンバーは沖縄で日々、製品の開発とサポートを行なっています。 2001年の創業から20年が経過しました。これまで培ってきた販売実績で、安定しながら挑戦を続けるスモール企業です。採用についてご興味のある方は Web フォームからお問い合わせください。 Wagby Developer Days 2023 [2023.10.25-27] Wagbyの祭典 Wagby Developer Days 2023 が終了しました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。当日の発表資料をダウンロードできます。
僕は今回の案件で、システムのレスポンスに徹底的にこだわってる。 それには理由がある。 それは、プログラマの誇りを見せたいからだ。 この案件は、既存機能をコピーして似た機能を作るというものだ。 既存機能は、Webシステムなのに1アクションで 1分や2分以上のレスポンスタイムはザラで、 悪いときには数分後にタイムアウトして、 さらに悪いときには、アプリケーション全体をロックしてしまっていた。 顧客はそれでも我慢して使っていてくれたそうだ。 今回の改修に際して、顧客がパフォーマンスを要求するのは当然だった。 それにしても酷いアリサマだとコードを見てみると 酷い。 確かにパフォーマンスは出ないのも無理はない。 いや、それどころか僕は、このSI業界の問題を感じざるを得なかった。 この機能はそこそこ難しく、業務的にも重要だ。 しかし、そのコードは、新人〜3年目ぐらいのプログラマが書いたとしか思えないコ
「ヒトもカネもない中小企業でも,やればできる」---菅雄一氏は関西のある企業のたった一人のシステム担当である。従業員約200人の製造業で,ほぼ独力でネットワークを引きサーバーを立て,社内向けのグループウエアや顧客向けのQ&A情報検索システム,販売システムなどを構築してきた。 ミドルウエアとして使っているのは,すべてオープンソース・ソフトウエア。ハードウエアの代金と回線料を除けば,費用はほぼ菅氏の人件費だけだ。 最初はエラーの連続 菅氏がシステム内製を始めたのは,2000年に同社がインターネットに接続したことがきっかけだった。この時,インテグレータから提案されたサーバーの費用は,営業所や本社のパソコンの設定変更,ファイアウオールなどを含めて100万円以上。それを見た菅氏は「10万円のパソコンにLinuxを入れればもっと安くできるのに」と思った。 菅氏は思っただけでなく,実際に行動した。自前で
釣り 題名に「3つの理由」みたいに数字を入れるとアクセス数が上がると聞いた。 本当かな? 本題 自分がこの業界で景気後退を経験するのはこれで3度目。 一回目は1990年前半のバブル崩壊後。 二回目は2000年のネットバブル崩壊後。 今回のは1990年前半のそれを、規模・深刻さ共に凌駕すると予想している。 理由(1): 空洞化 「上流=付加価値の高い仕事」という概念は根強く、開発という「核となる」行程を安い外部に流すようになってしまった。 レバレッジ効果があるから収益向上につながってきた。 が、新たな仕事が来なくなるとレバレッジは逆転を始める。 つまり、外部依存率を下げつつ、利益率向上を目指すという苦痛が待っている。 →開発を忘れた人達には無理。 理由(2): 分業化 1990年代初頭の情報処理試験は「二種」「一種」「特種」しかなかった。 今はなんだよ... 情報処理試験の中の人達に雇用機会
普段読まない雑誌を眺めていてふと目に留まったのが、この記事でした。 あまりの悲惨さに他人事とは思えず、身震いしてしまいました。しかしながら、大小を問わず似たようなことは、いつ何処でも起きているのでしょう、たぶん。自分がこのようなことに係わらないようにするために、メモ書きします。 果たして、問題はどこにあったのでしょうか? 一体誰が悪いのでしょうか? 見かけた記事というのはコレです。 日経コンピュータ 2008/08/15号 ニュース SPECIAL REPORT 日本IBMを下請けが提訴へ 七十七銀の案件で追加費用を得られず経営破綻 『日本IBMからシステム開発を受注した地方ベンダーが、IBMに追加費用の支払いを求める訴訟を準備していることがわかった。開発規模が見積もりの7.5 倍に膨らんで4億円弱の予算超過となったこの下請けベンダーは、7月に民事再生法の決定通知を受けている。 「日本IB
Excel って何ソフトですか? 表計算ソフトですよ。それで文書作ってくるっておかしいでしょ。 言ってしまえば Adobe Illustrator でラスタ画像を作ったり、Adobe Photoshop でベクタ画像作るみたいなもの。自分たちの中での「ノウハウ」なら使うのも手かもしれないけど、外出しにすべきものじゃないですよ。 もっと簡単に言ってしまえば、ルーズリーフに履歴書書いてくるようなものですよ。それで、それをやった理由が「書きやすかったから」。相手のことを考えてません。なぜ履歴書用紙が販売されているのか考えてません。 いくら叩かれ続けている Microsoft といっても Excel よりは Word のほうがはるかに文書作成ソフトとして完成度が高いものとしてリリースしていますよ。いくら叩かれ続ける Microsoft といっても、その財力にものを言わせて雇った人材は、そこいらのぼ
多くの中堅・中小企業は、ソリューションプロバイダに不信を抱いている。システムの提案内容だけでなく経営者に不安を抱かせないようにする姿勢こそ、受注獲得の決め手になる。そのためにも、まずは相手の身の丈に合った最小限のIT化を提案すべきだろう。 筆者は経営とITのコンサルタントとして中堅・中小の特に製造業の経営者と話をする機会が多い。このとき、どの経営者も一口で言えばIT化に懐疑的である。「君、ITでは儲からんよ!」が口癖と言っても過言ではない。日頃、よく聞く話をまとめると図1のようになる。ほとんどは中堅・中小ユーザーとソリューションプロバイダのコミュニケーション不足に原因があるようだ。まずは実際の事例から、1つずつひも解いてみよう。 「システムでどうなるのかを聞いているのに…」 愛知県のG社(金属加工業)を訪問したとき、こんなケースに遭遇した。G社には、あるパッケージベンダーが生産管理システム
http://anond.hatelabo.jp/20080823023553という記事について。 すぐに客先常駐を中止して、社内勤務に変更しろ。これ以外の対処はない。残念ながら。 医師や専門家のカウンセリングも悪くはないけど、彼の状態の原因は勤務環境にある。その勤務環境を変えてあげない限り、長い薬物療法に入るか、退職するしかない。ただし、彼は自己評価が出来ない状態だから、彼自身は退職なんて手も打ちづらい。 とにかく個人的なことで会社に不満を持っていると感じた。 まったく勉強してなくて、理解出来てないことでも、"自分は出来る"と自信だけは異常なくらい持っていたり、不思議な感じもした。 (話だけを聞くとデキル人間のように感じるけど、ちょっと突っ込むとすぐにボロが出る。) http://anond.hatelabo.jp/20080823023553 個人的なことって(笑) 想像してみなよ。
自分は事業会社に勤めています。 そこで、自社サービスの運用業務に従事しています。 自分の所属する部署で抱えてるサービスは10を越えます。 それぞれ大小はありますが、非常にクリティカルな領域のサービスたちです。 今日も、お盆休み中ですが、ある処理が正しく流れておらず、 会社から支給されたノートPCでサーバに接続して対応しました。 非常にタフで、且つ、なかなかやりがいを見出すのが難しく思われがちな 運用業務ですが、僕は運用チームのリーダーをしています。 運用チームを立ち上げるまでは、開発と運用の区別はありませんでした。 開発者は運用もしながら日々の業務を行っていました。 運用でトラブルが起こった場合、リカバリに平気で半日とか持っていかれます。 しかも、かなりの緊張感の中で行う処理が多かったりするから、 トラブルが解消した後に、ほらプログラミングしなさい、って言われても・・・。 疲弊した状態で開
第4回では,システム開発プロジェクトで起こりがちなコスト膨張のからくりについて,主にベンダー側の視点から説明しました。 ではユーザー企業は,ベンダーに任せっきりにして,膨れ上がるコストを眺めているだけでよいのでしょうか?あるいは,「絶対に追加費用は一銭も認めないぞ」とベンダーと強硬に交渉して,予算内で吸収するように持っていけばよいのでしょうか? 今回は,ユーザー企業がプロジェクトを円滑に進め,なおかつコストを最低限に持っていける方法について解説しましょう。 随意契約では,開発コストが高くなる 第1回にも述べたように,システム開発プロジェクトはほとんどの場合,プラント建設で言うところの“改造プロジェクト”に相当します。 “改造プロジェクト”では,ユーザー企業の内部事情を知っている特定のベンダー(既存システムの開発を担当したベンダー)が,仕様を確認するうえでは非常に有利になります。しかし,内部
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