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ブックマーク / pikao.hatenablog.com (197)

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    ポン・ジュノの新作『オクジャ』について、「肉云々は味付けでしかない」と言っている人を見かけたけど、そんなことないでしょ。ポン・ジュノは明らかに肉産業に対して(1匹を助けたところでどうにもならないのを分かった上で)否定的に描いてますよ。だって彼は一時はヴィーガンで、今もあまり肉をべない生活を送っていることを公言しているのだから。 ちなみに、おいらの肉に対してのスタンスを明らかにしておくと、肉は野菜よりも生産効率の悪いべ物で、人類全員がベジタリアンになれば糧問題は解決すると思っているので(諸説あり)、基的に家では肉は一切べないっすよ。外やパーティーとかでは(特に日では)面倒&無理があるので肉もべるけど。みんなもそういう無理のない範囲で肉をべる量を減らせばいいのに、とは思ってます。身体も臭くなくなるし。

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    okbc99 2017/07/02
    “ポン・ジュノは明らかに食肉産業に対して否定的に描いてますよ。だって彼は一時はヴィーガンで、今もあまり肉を食べない生活を送っていることを公言しているのだから”
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    まあでも『ハクソー・リッジ』だってすでに日の家庭のスクリーンでも100円レンタル(99セントレンタル)で観賞可能なわけで、そんな物で1800円を徴収しようとする時代遅れの日映画ビジネスa.k.a.殿様商売なんて潰れちまえとしか思わないですよ。英語は義務教育で習うものだしねえ(世界中の映画の大半は英語字幕が何らかの形で付与されているので、英語が理解できれば世界中の映画の大半を観賞可能)。

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    okbc99 2017/06/19
    “まあでも『ハクソー・リッジ』だってすでに日本の家庭のスクリーンでも100円レンタルで観賞可能なわけで、そんな物で1800円を徴収しようとする時代遅れの日本の映画ビジネスa.k.a.殿様商売なんて潰れちまえとしか思わ
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    トム・クルーズの最新作『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』は「アジアの鷹」シリーズ+『メダリオン』といった感じの超ジャッキー・チェン風味な内容(トム・クルーズの裸ギャグとか、大変なことになっているのに意外と能天気なエンディングとかが特に)。基的にはトム・クルーズ&ジェイク・ジョンソンのコンビによるバディ・アクションなんすよね。ただ、そこはトム・クルーズ映画なので、どうしてもジェイク・ジョンソンの出番が少なくなってしまうのは仕方のないところ。そういう意味ではトム・クルーズ版『サンダーアーム/龍兄虎弟』といった感じか。っていうか事前情報を全く持たずに観たもんだから、ラッセル・クロウのナレーションで始まった時は作品を間違えたのかと思ったぜ。 あと、ジョー・スワンバーグの諸作の主演からトム・クルーズ映画の相方役まで、今や縦横無尽の活躍を見せるジェイク・ジョンソンを発掘したというだけで、『ニュー・ガ

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    okbc99 2017/06/12
    “トム・クルーズの最新作『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』は「アジアの鷹」シリーズ+『メダリオン』といった感じの超ジャッキー・チェン風味な内容”
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    「ほぼ丸ごと未公開! 傑作だらけの合同上映会」開催記念プレイベント 特集:アメリカ映画が描く「真摯な痛み」 昨年10月に渋谷ユーロライブにおいて2日間に渡って開催され、好評を博したグッチーズ・フリースクール主催の「青春映画学園祭」。今年はその後を継いで、グッチーズ・フリースクールを中心とした複数の上映団体による未公開映画の特集イベント「ほぼ丸ごと未公開! 傑作だらけの合同上映会」が秋に開催されます! 今回は同イベントの開催を記念して、ジャド・アパトーも絶賛した日未公開の傑作ドラメディ『スリープウォーク・ウィズ・ミー』と、LAパンク・バンドのXへの愛に満ちたジェニファー・ジェイソン・リーの最高傑作『ジョージア』の2立て上映会を7月30日(日)に渋谷ユーロライブにて行います。 『スリープウォーク・ウィズ・ミー』は日初上映、『ジョージア』は約20年ぶりの日再上映。どちらもこの機会を逃すと

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    okbc99 2017/06/04
    “日本未公開の傑作ドラメディ『スリープウォーク・ウィズ・ミー』と、ジェニファー・ジェイソン・リーの最高傑作『ジョージア』の2本立て上映会を7月30日(日)に渋谷ユーロライブにて行います。”
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    超破格の条件で『Sleepwalk With Me』の上映権を入手しました! というわけで、今年はついにマイク・バービグリアの監督作が日映画館で上映されることになります! 今回の件で分かったのは、マイク・バービグリア(とジョー・バービグリア)はスタンダップ・コメディでの印象そのまんまの素晴らしいヒューマニストであるということだ。とりあえず上映までにNetflixで『マイク・バービグリアのジョークの神様、ありがとう!』を観ておいてくださいー。

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    okbc99 2017/03/23
    “超破格の条件で『Sleepwalk With Me』の上映権を入手しました! というわけで、今年はついにマイク・バービグリアの監督作が日本の映画館で上映されることになります! ”
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    2016年の年間ベストの一である『最高の家族の見つけかた』がようやく日でもリリースされたので再見。感傷的な「泣き/泣かせ」に流れていかないアメリカ映画の凛とした美しさを改めてたっぷりと堪能いたしました。『リターン・トゥー・マイ・ラヴ』、『さよなら。いつかわかること』、『ハートボール』、『男ゴコロはマンガ模様』、そして作と、ジェームズ・C・ストラウスの脚作品にハズレなしだな(『男ゴコロはマンガ模様』はちょっと落ちるけど)。

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    okbc99 2017/02/23
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    『Somers Town』はシェーン・メドウズが『THIS IS ENGLAND』組を再起用して撮り上げた2008年の監督作品。故郷を飛び出してきた身寄りのない少年と、友達のいないポーランド人の移民の少年の交流を描いた青春映画で、『THIS IS ENGLAND』のやるせない後味とは対照的に、こちらはシェーン・メドウズの優しさが素直に発揮されている逸品。『明日へのチケット』のケン・ローチ編に通じる味わいもある(どちらもサッカー・ネタが重要な要素になっている電車映画だし。まあ、もともとシェーン・メドウズはケン・ローチやマイク・リーの正統な後継者であるわけだが)。故ギャヴィン・クラークの手による挿入歌の数々も印象的。 この傑作が日未公開なのは納得いかないので、私(岡俊彦)が日での上映権を購入いたしました。今年の後半に日のスクリーンでもついに陽の目を見ることになります。おいらは自分にできる

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    okbc99 2017/02/15
    シェーン・メドウズ『Somers Town』“この傑作が日本未公開なのは納得いかないので、私(岡俊彦)が日本での上映権を購入いたしました。今年の後半に日本のスクリーンでもついに陽の目を見ることになります。”
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    ついに日Netflixでも『マンスフィールド・パーク』の配信が始まったー!! 以前から何度も書いているけど、これはジェーン・オースティン作品の映画化の中でも屈指の傑作なのでマジでマジで必見ですよ。監督は『キット・キトリッジ アメリカン・ガール・ミステリー』のパトリシア・ロゼマ! まあ、おいらはジェーン・オースティン作品の中だと『マンスフィールド・パーク』が最も好きなので(笑いが少ない分、ジェーン・オースティンのストーリーテリングの巧みさが最もストレートに発揮されていると思う)、それなりにバイアスもかかっているとは思うんだが、それを差し引いたとしてもこの映画は観る価値のある傑作だと思います。

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    okbc99 2017/01/08
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    2016年の映画ベスト10です。 01.『Don't Think Twice』(マイク・バービグリア) 02.『Barefoot』(アンドリュー・フレミング) 03.『Me Him Her』(マックス・ランディス) 04.『ブロンズ! 私の銅メダル人生』(ブライアン・バックリー) 05.『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK ‐The Touring Years』(ロン・ハワード) 06.『思いやりのススメ』(ロブ・バーネット) 07.『The Little Death』(ジョシュ・ローソン) 08.『最高の家族の見つけかた』(ジョン・クラシンスキー) 09.『マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり』(ベン・パーマー) 10.『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』(ジュリアン・ジャロルド) アンドリュー・フレミングはビートルズ・ファンならば足を向けて寝られな

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    okbc99 2016/12/31
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    『ハンズ・オブ・ラヴ』はクライマックスでアメリカ映画の悪癖である「演説」が何の工夫もなく垂れ流されるのに対して、『最高の家族の見つけかた』は「演説」になるのかと思いきや…という捻りが入っていてジェームズ・C・ストラウスの脚家としての上手さを再認識。

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    okbc99 2016/12/28
    “『ハンズ・オブ・ラヴ』はクライマックスでアメリカ映画の悪癖である「演説」が何の工夫もなく垂れ流されるのに対して、『最高の家族の見つけかた』は「演説」になるのかと思いきや…という捻りが入っていてジェー
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    映画『最高の家族の見つけかた』(監督:ジョン・クラシンスキー 脚:ジェームズ・C・ストラウス)観賞。★★★★★。 『男ゴコロはマンガ模様』に続くジェームズ・C・ストラウスの半自伝的三部作の第二弾。『男ゴコロはマンガ模様』はもちろんのこと、『さよなら。いつかわかること』や『ハートボール』などとも同様に、またもや「お母さんがいなくなってさあ大変」という話のバリエーションで、ジェームズ・C・ストラウス曰く『男ゴコロはマンガ模様』の前日譚にあたる作品とのこと。だからジョン・クラシンスキー演じる主人公は漫画家志望という設定なのだ。 『ハンズ・オブ・ラヴ』、『母が教えてくれたこと』、そして作とアメリカ映画の難病ものを続けて観たんだが、この中では作がダントツで面白かった*1。深刻な話を深刻ぶらずに語るジェームズ・C・ストラウスの態度、どんなに辛い時でも、人生には面白いことが転がっているはずだし、そ

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    okbc99 2016/12/28
    “映画『最高の家族の見つけかた』(監督:ジョン・クラシンスキー 脚本:ジェームズ・C・ストラウス)観賞。★★★★★。”
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    今年のカリコレで『ウソはホントの恋のはじまり』が、『未体験ゾーンの映画たち 2017』で『スイッチ・オフ』が上映され、さらには『ビヨンド・クルーレス』でアンドリュー・フレミング再評価の波が来ているというのに、エヴァン・レイチェル・ウッド×アンドリュー・フレミングの傑作『Barefoot』が上映されないのは解せないよなあ、という思いを抱えていたので上映権を買いました。というわけで来年、日でも上映されますよー。 常川拓也さんが『Barefoot』について、『塔の上のラプンツェル』との相似点を指摘されていたけど、エヴァン・レイチェル・ウッド自身もそのことについては認めているんすね(ただし、『Barefoot』は2005年のドイツ映画『裸足の女』のリメイクなので、初出は『塔の上のラプンツェル』よりも早い。「『塔の上のラプンツェル』で主人公は塔に幽閉されているけど、『Brefoot』では精神病院に

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    okbc99 2016/12/12
    エヴァン・レイチェル・ウッドはちょうど「ウエストワールド」でクリティクス・チョイス・アワードの女優賞受賞記念ということで
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    来年はエヴァン・レイチェル・ウッド×アンドリュー・フレミング、シェーン・メドウズ監督作、ルーカス・ムーディソン脚作の3がおいらの個人購入した上映権で日でも上映される予定でーす。これが成功したらジェニファー・ジェイソン・リー特集上映/ケン・ローチの未公開作『The Price Of Coal(石炭の値打ち)』の上映とかもやりたいっすねー。失敗したら自己破産しまーす。とはいえ、上映権料と会場費以外の大きな経費はほとんどかからないから(日語字幕は自分で作れるので)、失敗したとしても大した赤字にはならないはず。せいぜい1あたり10数万円程度の経費で済むはずなので。 https://www.youtube.com/watch?v=ZNAeq4Qzers

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    okbc99 2016/12/12
    “来年はエヴァン・レイチェル・ウッド×アンドリュー・フレミング、シェーン・メドウス監督作、ルーカス・ムーディソン脚本作の3本がおいらの個人購入した上映権で日本でも上映される予定でーす。”えっ
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    一応書いておくけど、川崎市市民ミュージアムで開催中の「ケン・ローチ初期傑作集」で上映される『キャシー・カム・ホーム』『狩場の管理人』『まなざしと微笑み』を含む多くの日未公開作品はケン・ローチのYouTube公式チャンネルで日からもレンタルできますからね。特に『A Question Of Leadership』や『The Flickering Flame』のようなドキュメンタリーは日からだとここでしか観れないものなので、おいらも以前にお世話になりました。 ちなみに、ここで無料公開されている『Up The Junction』は60年代の労働者階級の若者達の生活を描いた群像劇で、ケン・ローチの現在のスタイルの原点となった記念碑的作品。『ケン・ローチ (映画作家が自身を語る)』でもこの作品についてはかなり多くのページが割かれている。

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    okbc99 2016/12/05
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    快作『あと1センチの恋』を手掛けたドイツの俊英、クリスティアン・ディッターのテンポの良い演出が再び楽しめる最新作『ワタシが私を見つけるまで』は、チャーリーXCXの最大の名曲「SuperLove」が大フィーチャーされているというだけでも観る価値がある。クリスティアン・ディッターは平成のエルンスト・ルビッチだ! ついでに言っておくと、平成のジョージ・キューカーはアンドリュー・フレミングだ!

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    okbc99 2016/11/21
    “快作『あと1センチの恋』を手掛けたドイツの俊英、クリスティアン・ディッターのテンポの良い演出が再び楽しめる最新作『ワタシが私を見つけるまで』”
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    自分にとってのジョン・セイルズ映画のベスト3。 1.『サンシャイン・ステイト』 2.『Go For Sisters』 3.『パッション・フィッシュ』 『希望の街』とか『真実の囁き』も勿論好きなんだけど、どちらかといえば『リアンナ』からの流れにある女性映画の方に強く惹かれてしまう。あと、ジョン・セイルズのキャリアのスタート地点となった処女小説『ビンボーズの誇り』は、「女装ソフトボール・チームのアメリカ巡業の旅」というどこまでもジョン・セイルズ印な物語で、上記の3映画と同じくらい大好きっす。

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    okbc99 2016/11/04
    “自分にとってのジョン・セイルズ映画のベスト3。 1.『サンシャイン・ステイト』 2.『Go For Sisters』 3.『パッション・フィッシュ』”
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    アメリカ映画における「演説」は『スミス都へ行く』に代表される「伝統」であると同時に、感動の押し付けとして使われることも多い「悪癖」でもあるんだが、ジョン・セイルズの『メイトワン1920』におけるそれは「敵に気付かれないように味方に真実を伝える」というラスト・ミニッツ・レスキューへ向けたサスペンスの醸成として有機的に機能しているのが素晴らしい(しかも、その演説をブチかましているのはウィル・オールダムだ)。これが映画のクライマックスの手前に置かれていて、その後のクライマックスは激燃えの銃撃戦。労働争議meets西部劇。やはりジョン・セイルズはジャンル映画の枠組みを使いながら社会派映画を物語る天才だとの思いを新たにした。 というわけで、そんな『メイトワン1920』はフィルムセンターの「UCLA映画テレビアーカイブ 復元映画コレクション」として11月5日の16時から上映されるよー。 そもそもジョン

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    okbc99 2016/11/04
    “アメリカ映画における「演説」は『スミス都へ行く』に代表される「伝統」であると同時に、感動の押し付けとして使われることも多い「悪癖」でもあるんだが、ジョン・セイルズの『メイトワン1920』におけるそれは「
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    12月に川崎市市民ミュージアムで開催される「ケン・ローチ初期傑作集」で上映予定の『キャシー・カム・ホーム』は、ケン・ローチの最高傑作の一つである『レディバード・レディバード』の原型といえる作品なのでお勧めっす。英国映画協会が選んだ「イギリスの歴代TV番組ベスト100」でも『フォルティ・タワーズ』に次いで2位にランクインした伝説的なドラマ。 あと、『ブラック・ジャック』はウェス・アンダーソンが『ムーンライズ・キングダム』の元ネタと公言してはばからない児童映画です。 というわけで、自分にとってのケン・ローチ映画のベスト5を考えてみたら以下のようになりました。 1.『明日へのチケット』 2.『The Price Of Coal(石炭の値打ち)』 3.『レディバード・レディバード』 4.『レイニング・ストーンズ』 5.『ブレッド&ローズ』 『The Price Of Coal(石炭の値打ち)』はケ

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    okbc99 2016/10/28
    “12月に川崎市市民ミュージアムで開催される「ケン・ローチ初期傑作集」で上映予定の『キャシー・カム・ホーム』は、ケン・ローチの最高傑作の一つである『レディバード・レディバード』の原型といえる作品なのでお
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    映画『歓びのトスカーナ』(監督:パオロ・ヴィルズィ)観賞。★★★★。 パオロ・ヴィルズィはイタリア社会の中核からはじき出された者たちを描き続けている映画作家なんだが、近年は『人間の値打ち』『はじめての大切なもの』のような「おすましモード」の作品と、『見わたすかぎり人生 』『来る日も来る日も』のような、はみ出し者に寄り添った作品を交互に撮る傾向があるようだ。というわけで、「おすましモード」だった『人間の値打ち』に続く今回の新作はローテーション通りに後者路線のはみ出し者映画で、精神病患者の療養施設から脱走した女性2人の逃避行を描いたパオロ・ヴィルズィ版『テルマ&ルイーズ』。『人間の値打ち』に続いての主演となるヴァレリア・ブルーニ・テデスキの岡夏生っぷりが素晴らしい。一度は自殺を図った人間が生きる力を取り戻すまでの話という点において、パオロ・ヴィルズィの過去作『Baci E Abbracci』

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    okbc99 2016/10/21
    “パオロ・ヴィルズィはイタリア社会の中核からはじき出された者たちを描き続けている映画作家なんだが、近年は『人間の値打ち』『はじめての大切なもの』のような「おすましモード」の作品と、『見わたすかぎり人生
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    映画『マスコット』(監督:クリストファー・ゲスト)観賞。★★★★。 CHRISTPHER GUSET IS BAAAACK! クリストファー・ゲストの10年ぶりの長編映画。彼の監督作は「映画についての映画」である『ケビン・ベーコンのハリウッドに挑戦!! 』(ジェニファー・ジェイソン・リーが素晴らしい)から始まって、同じく「映画についての映画」である『For Your Consideration』を最後に新作が途絶えていたので、すでに円環が閉じてしまった感があり、新作を諦めていたファンも多いはず。だからこそ、こうやって彼に再びメガホンを握らせたNetflixにはひたすら感謝しかない。しかも『For Your Consideration』では封印していたお得意のモキュメンタリー・スタイルを解禁させての復活である。お馴染みのクリストファー・ゲスト組の連中も再び顔を揃えており、メンバーの加齢がクリ

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    okbc99 2016/10/14
    クリストファー・ゲストの新作が Netflix に登場してたのか