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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (212)

  • 「抗日神劇」に代わって中国で流行る「覇道総裁劇」って?

    <最近中国ではやっているのが、「覇道総裁劇(ドラマ)」。中国人が好きな強権型リーダーが主人公のチープな恋愛劇あるいは復讐劇なのだが、このドラマの流行は実は建国の父・毛沢東と無縁ではない> 10年前の中国では、抗日神劇(抗日ドラマ)がとても人気があった。最近、中国のネット配信でそれを超える大ブームになっているのが、「覇道総裁劇」である。「 覇道総裁」とは、財力と権力と能力があり、強引に物事を決める経営者やリーダーを指す。覇道総裁劇は、こういった主人公と貧しい女性との恋愛物語、あるいはいじめや嫌がらせを受けた貧しい者がある日、突然人生が逆転し、覇道総裁に変身して復讐をかなえるといったストーリーが多い。 覇道総裁劇の流行は、中国人の憎しみの対象が日から金持ちに変わったことを示す。毛沢東思想によれば、敵・味方の矛盾から人民内部の矛盾に転換したわけだが、同時に中国社会の現実を投影してもいる。 改革

    「抗日神劇」に代わって中国で流行る「覇道総裁劇」って?
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    okbc99 2024/06/13
    “覇道総裁劇の流行は、中国人の憎しみの対象が日本から金持ちに変わったことを示す。毛沢東思想によれば、敵・味方の矛盾から人民内部の矛盾に転換したわけだが、同時に中国社会の現実を投影してもいる。”
  • アメリカで話題、意識高い系へのカウンター「贅沢品としての信念」(luxury beliefs)とは

    <昨今のいわゆるウォーキズム(日の文脈に合わせると意識高い系とでも訳すべきか)へのカウンターとして「贅沢品としての信念」(luxury beliefs)という概念が話題だ。ようやく米国の右派が、左派と勝負できるだけのナラティヴを手に入れつつある......> 米国で「贅沢品としての信念」(luxury beliefs)という概念が話題になっている。元は2019年ごろににちょっと話題になったらしいのだが、私は見逃していた。それが提唱者のロブ・ヘンダーソンが最近自伝「Troubled」を出したこともあって見直され、昨今のいわゆるウォーキズム(日の文脈に合わせると意識高い系とでも訳すべきか)へのカウンターとして持ち出されているようだ。 ヘンダーソンの顔を見ると分かると思うが、ヘンダーソンという欧米系の姓の印象に反して、彼はアジア系米国人である。彼の母親は韓国からカリフォルニアに渡り、大学を中

    アメリカで話題、意識高い系へのカウンター「贅沢品としての信念」(luxury beliefs)とは
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    okbc99 2024/06/05
  • 笑って泣ける露出度高めのラブコメ『恋するプリテンダー』が日本に上陸、世界的大ヒットの理由を監督に聞く

    <世界の興行収入が驚異の2億ドル超!なぜここまでヒットしたのか、日にゆかりのあるウィル・グラック監督に独占インタビュー> 久しぶりに、ロマンチック・コメディー(ロマコメ)に大ヒット作が生まれた。昨年12月に全米公開された『恋するプリテンダー』(日公開は5月10日)は、全世界の累計興行収入が既に2億1900万ドル(5月2日時点)超。ロマコメ作品としては『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』(2016年)、『クレイジー・リッチ!』(2018年)以来となる2億ドル突破の快挙を達成した。 シドニー・スウィーニーとグレン・パウエルという今注目の俳優2人が、惹かれあいながらもすれ違う男女を演じる、泣き笑い必至の王道ロマコメ。日にゆかりのあるウィル・グラック監督に、誌・小暮聡子が見どころを聞いた。 ――ロマコメながら、ヒットした理由をどう考える? 世界は「楽しい」映画を求めてい

    笑って泣ける露出度高めのラブコメ『恋するプリテンダー』が日本に上陸、世界的大ヒットの理由を監督に聞く
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    okbc99 2024/05/10
  • 周庭(アグネス・チョウ)の無事を喜ぶ資格など私たちにあるのだろうか?

    <「香港の民主の女神」と呼ばれた周庭(アグネス・チョウ)さんの無事が確認され、現在はカナダに留学していることが分かった。安堵はするものの、かつての香港に手を差し伸べることができなかった私たちに、彼女の無事を喜ぶ資格などないのかもしれない> 香港の民主活動家をしていた周庭(アグネス・チョウ)さんが2年半ぶりにインスタグラムを更新し、自身の近況を報告した。現在はすでに香港を離れ、カナダに留学中だという。 周庭さんと言えば日メディアで「香港の民主の女神」とも称され、日人にとっては香港の民主化運動の象徴的存在だった。若い香港人女性が覚えたての日語を駆使しながら必死になって「香港の民主主義への支持」を訴える姿に、心打たれた人も少なくないだろう。 長らく消息不明となっていた彼女の無事が確認できて一安心......であるのは確かなのだが、近年の香港情勢を取材してきた私としては、現下の状況を素直に喜

    周庭(アグネス・チョウ)の無事を喜ぶ資格など私たちにあるのだろうか?
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    okbc99 2023/12/04
  • ルーマニアの裏側......映画『ヨーロッパ新世紀』が映し出す政治文化と民族対立

    <ルーマニアのトランシルヴァニアの村を舞台に、言語、民族、政治文化の複雑な絡み合いを描いた作品。原題「R.M.N.」の謎を解き明かしながら、映画はコミュニティの内部と外部、個人と集団、そして過去と現在の間で繰り広げられる葛藤と和解の物語を展開する......> 以前、『エリザのために』(2016)を取り上げたルーマニアの異才クリスティアン・ムンジウの新作『ヨーロッパ新世紀』には、「R.M.N.」という謎めいた原題がつけられている。プレスによれば、これは体内の状態を検査する装置の略称で、日語ではMRIになる。作には脳を検査した画像も実際に登場するが、この原題が意味するものはそれだけではないだろう。 謎めいた原題とその意味 ルーマニアのトランシルヴァニアを舞台にした作には、あるコミュニティを肉体に見立て、その表面からは見えないものをスキャンするような視点が埋め込まれている。そのために重要

    ルーマニアの裏側......映画『ヨーロッパ新世紀』が映し出す政治文化と民族対立
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    okbc99 2023/11/24
  • ガザ戦争でアメリカは信用を失い、EUは弱体化、漁夫の利を得るのは「意外なあの国々」

    ハマスによる越境攻撃への報復として、イスラエル南部の境界付近からガザ地区を砲撃するイスラエル兵(11月6日) AP/AFLO <失われたアメリカの情報・判断力への信頼、民主主義国連合の亀裂。居直った中国ロシアがグローバルサウスを取り込み、世界の多極化を狙う> 今回のガザ戦争、その余波はどこまで広がるのだろう? 私見だが、悪しき地政学的展開が起きても、たいていは逆の好ましい力が働いて均衡を取り戻し、世界地図で見れば点のような場所で起きた出来事の余波が遠くまで広がることはない。危機や戦争が起きても、たいていは頭を冷やしたほうが勝つから、その影響は限定される。 だが例外はあり、今回のガザ戦争はそうした不幸な例外の1つかもしれない。 もちろん、第3次大戦の瀬戸際だと言うつもりはない。これが中東全域を巻き込む紛争に拡大するとも思っていない。 その可能性は排除できないものの、今のところ、レバノンのイ

    ガザ戦争でアメリカは信用を失い、EUは弱体化、漁夫の利を得るのは「意外なあの国々」
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    okbc99 2023/11/17
  • 日本人も日本人に殺された...映画『福田村事件』が描く「普通の村人」による虐殺【森達也監督に聞く】

    <100年前の関東大震災後の混乱の中、在日朝鮮人だけでなく日人も虐殺された事実が...。不安と恐怖が高まれば、「集団の暴走」はいつの時代にも起こり得る。歴史の教訓について> 1923年9月1日の関東大震災から5日後、千葉県福田村(現・野田市)で朝鮮人と間違われた日人9人が村人に殺害される事件があった。彼らは香川から行商に来ていた被差別部落の人々で、被害者には幼児や妊婦もいた。 当時、流言飛語の中で多くの朝鮮人や中国人が軍や警察、在郷軍人らによる自警団に殺されたことはよく知られているが、その延長線上にある福田村事件はほとんど語られてこなかった。 これを題材にしたのが森達也監督の『福田村事件』だ(9月1日公開)。井浦新と田中麗奈が朝鮮帰りの夫婦、永山瑛太が行商団の頭、東出昌大、コムアイ、水道橋博士、豊原功補らが村人を演じる。 なぜあのようなことが起きたのかを考える上で、「加害側をしっかり描

    日本人も日本人に殺された...映画『福田村事件』が描く「普通の村人」による虐殺【森達也監督に聞く】
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    okbc99 2023/09/10
  • 会長が選手にキス W杯優勝の裏に隠されたスペイン女子サッカーの闇

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    okbc99 2023/08/22
  • 拍手と共に失笑も買った「原爆の父」...その「複雑な」人間像は、映画『オッペンハイマー』でどう描かれたか?

    ノーランはマンハッタン計画を史実に基づいて忠実に再現しつつ、マーフィー演じるオッペンハイマーの知られざる人間性を描いた PHOTOSHOT/AFLO <聖人でも単なる俗物でもない人物に迫った、全米に衝撃を与えたノーラン監督の『オッペンハイマー』が今の時代に問いかけるものとは...> アメリカの原子爆弾開発を率いたロバート・オッペンハイマー。現代史に登場する人物でも彼ほど強烈に人々の記憶に刻まれた重要な存在は数えるほどしかいない。だが今ではその人となりや生き方はおおむね忘れ去られている。 だからこそクリストファー・ノーラン監督の映画『オッペンハイマー』(日公開未定)がいま公開されたことは大いに意義があるが、「よくもまあ、こんな複雑なテーマに挑んだものだ」とあきれもする。 しかも上映時間は3時間。最後までじっくり付き合う観客がどれだけいるか大いに疑問だが、その価値は十分にある。 驚かされるの

    拍手と共に失笑も買った「原爆の父」...その「複雑な」人間像は、映画『オッペンハイマー』でどう描かれたか?
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    okbc99 2023/08/02
  • 現代独裁制の謎を解明、独裁者はできるだけ「公正な選挙」を好む

    <「双子」のようだった旧ソ連の独裁国家、カザフスタンとキルギス共和国を分けたものは何か。強い独裁者が「選挙のジレンマ」にいかに対処しているかが、現地調査と国際比較の統計分析をつうじて分かってきた> 「独裁政治」と聞き、どんなイメージをもつだろう。 北朝鮮の金正恩がくりかえすミサイル実験や一糸乱れぬマスゲームなどから、人民を抑圧する恐怖政治を想起するかもしれない。あるいは、戦後国際秩序をウクライナ侵攻で踏みにじるプーチン体制の暴挙も思い浮かぶ。国際情勢に興味があれば、ミャンマーの軍事政権の凄惨な暴力やベネズエラのマドゥロ政権による激しい野党弾圧を想起するかもしれない。 いずれにせよ、権力を独占する権威主義体制の指導者(独裁者)による遠い国の出来事、と思われるかもしれない。 ところが、こうした独裁者像は、独裁政治のほんの一部を切り取ったものにすぎない。暴力や抑圧は、センセーショナルであるがゆえ

    現代独裁制の謎を解明、独裁者はできるだけ「公正な選挙」を好む
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    okbc99 2023/06/04
  • イスラエル人女優が「クレオパトラ」役、でもホワイトウォッシングとは言えない?

    <1963年『クレオパトラ』の主演はエリザベス・テイラーで、白人のユダヤ教徒、シオニストだった。ガル・ガドットを主演に新たなクレオパトラ映画の製作が発表され、批判も出ているが、話はそう単純ではない> 米国のパラマウント・ピクチャーズがクレオパトラの映画を撮るらしい。クレオパトラの映画といえば、1963年に20世紀フォックスがエリザベス・テイラーを主演に制作した超大作『クレオパトラ』を思い出す人も多いだろう。 1963年の作品は当時の金額で4400万ドルという破格の制作費をかけた作品で、これ1で20世紀フォックスは破産寸前にまで追い込まれたことでも知られている。 古代エジプトの女王で、絶世の美女といわれるクレオパトラの波乱に満ちた生涯とカエサル(シーザー)やアントニウス(アントニー)といった彼女をめぐる男たちの愛憎の物語である。この映画をきっかけにエリザベス・テイラーは、映画さながら、アン

    イスラエル人女優が「クレオパトラ」役、でもホワイトウォッシングとは言えない?
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    okbc99 2023/04/25
  • イランの聖地で16人娼婦連続殺人事件が起きた『聖地には蜘蛛が巣を張る』

    <イランの聖地として多くの巡礼者を集めるマシュハドで、「スパイダー・キラー」と呼ばれる殺人鬼が、街を浄化するために16人もの娼婦を殺害した......> イラン出身で北欧を拠点に活動し、『ボーダー 二つの世界』(2018)で注目を集めたアリ・アッバシ監督の新作『聖地には蜘蛛が巣を張る』は、20年以上前にイランで起こった連続殺人事件を題材にしている。2000年から2001年にかけて、イラン第2の都市にしてイスラム教シーア派の聖地として多くの巡礼者を集めるマシュハドで、"スパイダー・キラー"と呼ばれる殺人鬼が、街を浄化するために16人もの娼婦を殺害した。 映画化、TVドキュメンタリーされた事件 この事件については、イラン国内でも2020年にエブラヒム・イラジュザード監督が映画化し、日でも『キラー・スパイダー』として映画祭で公開されている。 また、事件後の2003年には、イラン系カナダ人のジャ

    イランの聖地で16人娼婦連続殺人事件が起きた『聖地には蜘蛛が巣を張る』
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    okbc99 2023/04/19
  • 注目すべき変化「ゼレンスキーが軍事に口出しし始めた」 小泉悠×河東哲夫

    これまで軍事に口出ししなかったゼレンスキーだが、その態度に変化も見られる UKRAINIAN PRESIDENTIAL PRESS SERVICE-REUTERS <西側提供の戦車は「ゲームチェンジャー」にならない? 日露戦争の日軍の戦略が参考になる? 日有数のロシア通である2人が対談し、ウクライナ戦争を議論した> ※2023年4月4日号「小泉悠×河東哲夫 ウクライナ戦争 超分析」特集に掲載した10ページに及ぶ対談記事より抜粋。対談は3月11日に東京で行われた。 ※対談記事の抜粋第3回:ロシア・CIA・親ウクライナ派、ノルドストリーム爆破は誰の犯行か 河東哲夫×小泉悠 より続く。 ――戦争のディテールについて伺いたい。小泉さんは先ほど、クリミア奪還のためには最新型の戦車が必要だとおっしゃいました。ドイツのレオパルト2、イギリスのチャレンジャー。いずれもウクライナに供与され現在訓練中

    注目すべき変化「ゼレンスキーが軍事に口出しし始めた」 小泉悠×河東哲夫
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    okbc99 2023/04/16
  • ロシア・CIA・親ウクライナ派、ノルドストリーム爆破は誰の犯行か 河東哲夫×小泉悠

    昨年9月の海底パイプライン爆破事件は謎に包まれているが、大きな影響を及ぼす可能性も DANISH DEFENCE COMMAND-REUTERS <欧米メディアを騒がせる海底ガスパイプライン爆破事件は「陰謀」だったのか。日有数のロシア通である2人が対談し、ウクライナ戦争を議論した> ※2023年4月4日号「小泉悠×河東哲夫 ウクライナ戦争 超分析」特集に掲載した10ページに及ぶ対談記事より抜粋。対談は3月11日に東京で行われた。 ※対談記事の抜粋第2回:戦争の焦点は「ウクライナ軍のクリミア奪還作戦」へ 小泉悠×河東哲夫・超分析 より続く。 ――次にお尋ねしたいのは、昨年9月のバルト海底のガスパイプライン「ノルドストリーム」爆破の問題です。 最初はロシアがやったんじゃないかと当然思う。その後、米軍あるいはCIAが実行したという情報が出ましたが、3月7日になって米ニューヨーク・タイムズ紙

    ロシア・CIA・親ウクライナ派、ノルドストリーム爆破は誰の犯行か 河東哲夫×小泉悠
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    okbc99 2023/04/16
  • 戦争の焦点は「ウクライナ軍のクリミア奪還作戦」へ 小泉悠×河東哲夫・超分析

    戦争の「天王山」はクリミア半島、セバストポリの軍港が核使用のきっかけに!? 日有数のロシア通である2人が対談し、ウクライナ戦争を議論した> ※2023年4月4日号「小泉悠×河東哲夫 ウクライナ戦争 超分析」特集に掲載した10ページに及ぶ対談記事より抜粋。対談は3月11日に東京で行われた。 ※対談記事の抜粋第1回:小泉悠×河東哲夫・超分析「仮に停戦してもウクライナが破る可能性もある」 より続く。 ――今後、作戦の展開がどうなっていくかが1つの大きな焦点です。ウクライナ軍はクリミア半島の奪還を目指すでしょうか。 ■河東 クリミアが今、実際には一番大きな問題だと思います。ロシア軍がクリミアを守るための補給路が非常に「細く」なっている。主として2あるのですが、1は(昨年10月に)爆破事件があったケルチ海峡の橋。あれはまたいつ爆破されるか分からない。 もう1はクリミアの西のほうから陸路

    戦争の焦点は「ウクライナ軍のクリミア奪還作戦」へ 小泉悠×河東哲夫・超分析
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    okbc99 2023/04/16
  • 小泉悠×河東哲夫・超分析「仮に停戦してもウクライナが破る可能性もある」

    HAJIME KIMURA FOR NEWSWEEK JAPAN, 資料:米シンクタンクISW資料より作成/REUTERS <日有数のロシア通である2人が対談し、ウクライナ戦争を議論した。クリミア奪還、爆破陰謀論、戦車旅団......。この戦争はいつ終結に向かうのか> ※2023年4月4日号「小泉悠×河東哲夫 ウクライナ戦争 超分析」特集に掲載した10ページに及ぶ対談記事より抜粋。 昨年2月のウクライナ戦争開戦から1年が過ぎた。この1週間、モスクワではウラジーミル・プーチン大統領と中国の習近平国家主席が、キーウではウォロディミル・ゼレンスキー大統領と日の岸田文雄首相が会談したが、その間も各地で戦闘は続いている。 政治解決への努力が続く一方、両軍共に一歩も引かず、この戦争の帰趨を決定付ける大きなファクターは結局は軍事力であるようにも見える。 この1年、多くのメディア出演をこなし、正確

    小泉悠×河東哲夫・超分析「仮に停戦してもウクライナが破る可能性もある」
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    okbc99 2023/04/16
  • ウクライナ戦争はいつまで?「3年目が見えてくる」その理由 小泉悠×河東哲夫

    <すでに1年続いている戦争だが、これからどうなるか。朝鮮戦争は3年で休戦になったが......。日有数のロシア通である2人が見る、ウクライナ戦争のこれからの展開> ※2023年4月4日号および4月11日号に掲載の「小泉悠×河東哲夫 ウクライナ戦争 超分析」特集、計20ページに及ぶ対談記事より抜粋。対談は3月11日に東京で行われた。聞き手は誌編集長の長岡義博。 【動画で見る】ウクライナ戦争の「天王山」と知られざる爆破陰謀論(小泉悠×河東哲夫 対談) ――最後の質問です。1年続いた戦争は終わる気配が全く見えない現状ですが、戦争の見通しについて改めて分析していただけますか。 ■河東 先ほども言ったように、急に終わる可能性は少ないわけです。これまでのいろいろな戦争を見てみると、例えば英仏間の百年戦争なんていう例もあります。600年ぐらい前の戦争だけれども、ウクライナ戦争と結構似ていて、これ

    ウクライナ戦争はいつまで?「3年目が見えてくる」その理由 小泉悠×河東哲夫
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    okbc99 2023/04/16
  • 英政府の密航者対策は「ナチスと同じ」残酷さと、あのリネカーが大批判して議論沸騰

    現在はサッカー番組の司会者として活躍するゲーリー・リネカー(2022年4月) Action Images via Reuters/Carl Recine <納税者負担は1日10億円近く...。保守党の政策への賛否と、公共放送BBCの「政治的中立」問題にイギリスが揺れる> [ロンドン]英仏海峡を密航してくる不法入国者の小型ボートを阻止するためスエラ・ブラバーマン英内相が発表した不法入国者対策法案について、1986年サッカーW杯メキシコ大会得点王で元イングランド代表主将のゲーリー・リネカー氏が7日、ツイートで「内務省の誰かが内相を後押ししたようだ。この法案はほぼ間違いなく違法だ」と厳しく批判した。 リネカー氏は「不法(違法)」と「入国者対策法案」を2段に分けた英政府のサムネイルを「法案の実態に相応しい名前だ」と皮肉った。ブラバーマン内相が「もうたくさんだ。ボートを止めなければならない」と新しい

    英政府の密航者対策は「ナチスと同じ」残酷さと、あのリネカーが大批判して議論沸騰
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    okbc99 2023/03/13
  • 虚と実が融合する『仁義なき戦い』は何から何まで破格だった

    <フィックスでの撮影が前提だったなか、カメラワークは手持ちブン回し。とにかくリアルな悪党面した俳優陣。現役ヤクザの演技指導──。あまりにメジャーだが、邦画を語るこの連載で避けて通るわけにはいかない> 邦画を語るなら避けては通れないシリーズがある。まあ別に避けてもよいのだけど、邦画というジャンルと自分の今の映画観をセットで語るなら、「仁義なき戦い」シリーズは、やはり避けるわけにはいかない。 ......などと書き始めると、映画として評価していないと思われるかな。もちろんそんなつもりは全くない。ならばなぜこんな歯切れの悪い書き方を僕はしているのか。理由の1つはこのシリーズがあまりにもメジャー過ぎるから。関連書籍も数え切れないほど多い。この連載で扱う意味があるのだろうかと思いつつ、その後の日映画(もちろん僕自身も含めて)に与えた影響を考えれば、やはり避けるわけにはいかない。 1973年1月に公

    虚と実が融合する『仁義なき戦い』は何から何まで破格だった
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    okbc99 2023/03/02
    “『仁義なき戦い』はまさしく(今で言う)手持ちブン回し。特に冒頭の男たちの乱闘シーンは、まるで闇市にいた誰かが偶然撮った映像のようだ。”
  • 「脱会届けを受理してくれない」──宗教2世が答えた、ステルス勧誘、脱会拒否、宗教的つきまといの実態とは

    「脱会届けを受理してくれない」──宗教2世が答えた、ステルス勧誘、脱会拒否、宗教的つきまといの実態とは <荻上チキ氏が代表を務める「社会調査支援機構チキラボ」が宗教2世1131名を対象に実態調査を実施した。脱会者からは、教団によるしつこい再勧誘の実態や、「脱会の手続き自体が不明」という声が数多く寄せられている> 連日、「宗教2世」の問題が国会で取り上げられている。この問題については、野党が先んじて救済法案などを提出する一方で、与党の消極性が目立ってしまっている。 創価学会を支持母体とする公明党はもちろんのこと、自民党もまた、複数の宗教団体から支援を受けている。与党各議員におかれては、「我が身可愛さでブレーキを踏んでいるのではないか?」という市民の疑念を払拭するためにも、問題を起こす団体と一線を画した上で、「2世の権利擁護」のためのリーダーシップを発揮することを期待したい。 さて、筆者が代表

    「脱会届けを受理してくれない」──宗教2世が答えた、ステルス勧誘、脱会拒否、宗教的つきまといの実態とは
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    okbc99 2022/11/23