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ブックマーク / okdt.org (33)

  • Okdt BLOG: 「空気」のパワー

    「確かにおっしゃるとおりなんですが、その会議ではそれを指摘できるような空気ではありませんで・・・」 「空気」はエライ。"KY"なんて甘いもんじゃない。人の倫理観よりもリクツよりも正論よりもはるかにエライ。これが集団の中で流れてる時は、まさに絶対服従の力がある。 特に日では、この「空気」に抗うと、いわば「抗空気罪」にてその社会から完全に排除され、鼻つまみ者とされる。市中引き回しの上打ち首獄門に近い目にあう。なんてことを、1970年代にばしっと論じた、山七平著「空気の研究」というを読んだ。彼はユダヤ人と日人の違いだとかいう国民性分析に強い印象のある人だ。 Amazon: 「空気」の研究 (文春文庫 (306‐3)) 折しも、先日、何年ぶりかにお伺いしたフライシュマンヒラード社の田中慎一さんと2時間くらいディスカッションをした。その中で、さんざん感覚的なエリアの可視化の話で盛り上がった際

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    okdt 2009/03/30
    空気の研究って本は面白かったですよ。
  • Okdt BLOG: 無心に鍋を見守る人の話

    年始から様々な出来事で振り回され兼ねない感があったのだが、はっとさせられる文章に出会った。ある保健教諭が書いたものだ。 ・・・ 保健とも教育とも全く関係のないだが、・・・辰巳芳子さんの『あなたのために―いのちを支えるスープ』(文化出版局)である。  実は料理で、題名を見て分かるとおり、様々なスープの作り方が載っている。もちろん、今晩のメニューの参考にすることもあるのだが、あまりに丁寧すぎる工程なため、慌しい毎日を過ごす私にとっては、あまり実用的意味はなく、むしろ、心を落ち着かせるためのと言ってもいい。  ひとつひとつの材料を丁寧に扱い、ゆっくりと呼吸を合わせ、火と対峙し、なでるようにいとおしむようにスープを作っていく。そんなふうな気持ちで、私も毎日の生活を送っていきたい、と、このを開くたびに思うのだ。特に大切にしている一節を書き出してみる。 愛につられ、無心に、   よくなるよう

  • Okdt BLOG: Innovationと「へんなやつ」

    汐留のミラクルリナックス社セミナールームで開催された、高専カンファレンスで15分スピーチをさせていただく機会がありました。 ITmediaの記事「高専カンファレンスから伝播する高専生の「高専道」」 わたしのスピーチは、「Innovationと高専生」とタイトリングしました。 変化、進歩をめざす気持ち、これはプロフェッショナルにとって最も大切な原動力だと思います。でも、残念ながらそのような人は決して多くない。自分がその少数派だと気がついたら、そのポテンシャルを活かしていこうよ、しかも徹底的にね、というメッセージを込めました。 テックスタイル・グループならびにその関係者には、偶然ですが、前のめりに楽しい激しい経験をしてきた高専卒業生が少なからずいます。きっと自分のアドバンテージを活かしやすく、さらに成長の痛みを感じられる場所なんだと思います。 # 新卒、中途いずれも、就職のご相談は歓迎していま

  • Okdt BLOG: Risk Lovers vs Strategic Futurist

    米Autodeskのウェイン・ホジンズ氏によると、Strategic Futuristは世界で20人らしい。 同記事より: 問題を分析するときに、個々の事柄に着目してしまいがちだが、これでは問題の一部しか見ていないことになる。そうではなく、「物事を一般化し大きな単位にした後で、小さな単位に落とし込んでいくという二極化した考えが必要だ」とホジンズ氏は述べる。 演えき法と帰納法で俯瞰的にロジカルシンキング、なんて、別段スペシャルなアプローチじゃないよね。ロジカルシンキングの限界は、すでに起きたことのある事象、つまり事実のみを根拠とするため、変化の激しい領域や、未踏の領域にはほとんど通用しないということ。ここを指摘しないと「未来戦略家」返上ではないかと。 冗談はともかく;-p 「質探し」これは面白い。 単に分解と合成をするだけでもたいてい面白いが、そこをさらに軸を出して、「質」なんて謎めいた

  • Okdt BLOG: Last Lecture - Randy Pausch逝去

  • Okdt BLOG: 木を育てる人と森を守る人

    森に行ってみたことがありますか。 私は、梅雨入りした時期の秩父の森とか、大好き。 森の全体ビューを楽しむ人もいれば、個々の木々を見て感動する人もいる。ちなみに、今朝の朝礼で尋ねると、そこにいたスタッフの大半は個々の木々をじっくり見たいタイプで、わずかながら、森としての全体の景観を楽しみたい人がいた。 いずれにしても、森としての成り立ちが、個々の木々の魅力に不可欠。すなわちWhole-Partの関係性。この関係には学べる要素がたくさんある。森に立つ看板には、その森の歴史やなりたちのような概要から説明が書かれていて、続いてそれぞれの個々の木々や小路の解説に言及している。木も森も見ろ、と。 さて、会社から業界という枠組みに拡げて考えても、我々の開発活動はPartでしかない。できることは、せいぜい個別最適。 統計によると、2006年現在、インターネットの利用者は世界人口の16%、日では60数%に

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    okdt 2008/06/04
    木も森も見るなんてふつうムリじゃん。だからさ。
  • Okdt BLOG: 人の多機能性と群衆の叡智

    gihyo.jpの記事、「疾走するネットダイナミズム第一回 群集の叡智 ー 集合痴にならないために」にインタビューをしていただきました。ちょっと写真がどうなんだろう、と、社内関係者ではもっぱらのネタですが(汗。 その記事で言及されていたとおり、2008年5月21日に、昨、2007年11月1日に開催した「群衆の叡智サミット2007」の続編を東京、丸ビルホールで開催することになりました。CNET Japan, RBB TODAY, Markezine, gihyo.jpなどで早速報道していただいています。 群衆の叡智サミット WOCS 2008 Spring → http://techstyle.jp/wocs/2008spring/ 前回はmixiのコミュニティでのやりとりに始まり、当日はライブアンケートシステムを使い、フィードバックはブログでの反応を集めたりしました。 今回は、より近くコミ

  • Okdt BLOG: Schoolhouse 2でM2を乗り切れ

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    okdt 2008/04/20
    Schoolhouse 2はRossettaモードで。
  • Okdt BLOG: プレゼン資料公開サイトhandsOut.jpオープン

    昨日、2007年12月18日、プレゼン&ドキュメント公開・共有サイトHandsOutをリリースしました。 http://handsout.jp/ プレスリリース(日経プレスリリースへの掲載) ビジネスの世界はもとより、要素技術に関しても(オープンソース、セキュリティなど)プレゼン資料は毎年たくさんできあがります。 それらの資料は、いろいろな人がそれなりの労力を払って作られています。ブログやWikiとの性質は異なり、生で大勢の共感を生む目的を持っているため、概して情報の価値がとても磨かれているものです。しかし、残念なことに、プレゼンの性質上、公開範囲は限定的ですし、一瞬で露出が終わってしまうために、波及効果が限定的になってしまいがちです。知られないまま終わるものもたくさんあります。 これが、常に「On Stage」な状態にしておける「プレゼンテーション公開サイト」を作った理由です。いろんなフ

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    okdt 2007/12/19
    くろさかさん、日記に書いてくれてありがとう
  • Okdt BLOG: みんなの笑顔は案外楽しい/Fighter on Rails

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    okdt 2007/11/20
    エコシステム
  • http://okdt.org/blog/2007/11/wocs2007-feedback.html

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    okdt 2007/11/03
    ありがとうございました
  • http://okdt.org/blog/2007/10/crowdsourcing.html

  • Okdt BLOG: 11月1日、情報と技術の「新しい流れ」が見える一日

    株式会社テックスタイルは、11月1日木曜日に東京丸ビルホールにて「群衆の叡智サミット 2007」(Wisdom of Crowds Summit)を開催いたします。 WEB開発にかかわる技術者、またマーケティング戦略・ブランド戦略担当者、大学・研究機関の研究者、および企業経営者の皆様を対象としています。 → http://techstyle.jp/wocs/ 2007年から始まる10年の情報経済は「群衆の叡智」によって大きく変革するといわれています。ジェームス・スロウィッキー著「みんなの意見は案外正しい(原題:Wisdom Of Crowds)」に著されている数々の興味深い事実は、一部の「権威」や「専門家」による品質維持の枠組みを、「群衆の叡智」が上回ることを示しました。 しかし、それはどれほど新たな情報パラダイムをもたらすのでしょうか。いや、すでにもたらし始めているのでしょうか。消費者、

  • Okdt BLOG: "ISO rejects Microsoft OOXML but the battle is far from over"

    9月4日は待ちに待ったISO/IECのOOXML承認に関する投票期間終了日でした。 この24時間、各国の対応についてニュースが飛び交っていました。 (英国は×、USは○、中国は×など) タイトルは以下の検索で出てきたニュースのひとつからピックアップしたものです。 http://www.google.com/news?hl=en&ned=us&q=OOXML&btnG=Search+News MS OOXMLがISO化第1ラウンド「落ち」というのは決定した模様です。 各国の方向性がそれぞれに見えるのは面白いですね。 いち早く、マイコミさんが中国のオピニオンをピックアップしています。 「中国の共創軟件聯盟、MicrosoftのOOXMLに関する6つの問題点を指摘」 http://journal.mycom.co.jp/news/2007/09/05/013/index.html 参考までに、日

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    okdt 2007/09/05
  • Okdt BLOG: [event] Security Camp 2007開催発表

  • Okdt BLOG: 「車輪の再発明ロックイン」がソフトウェア業界をダメにする

    ITProの「今こそ問われるプログラミング雑誌の価値」 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20070801/278804/ を読んで、なにか引っかかるなあと思ったら、これだ。 SOA(サービス指向アーキテクチャ),SaaSなどはいずれも「できるだけソフトウエアを作らない」「実装を意識しない」方向を目指している。 私はそうは思わない。この記者は「SOAもSaaSも世の中の車輪の再発明を極端に減らすアプローチだ」と理解しているからこういうことを書くのかな。しかし、残念なお知らせだが(w)、基盤のレイヤーが据えられると、世の中はもっとものづくりをしなければならなくなる。 省庁の分離調達の狙いにアプリケーション基盤を標準化すると、よりユーザに利便性が高く、ハコモノベンダーの垂直統合ロックインを受けず、かつ、利用価値の高いアプリケーションの構築が

  • Okdt BLOG: 軽くヤバイ戦略

    マッサージをしてもらった時の話。 私はだいたい、30分が標準でも若干長いのを申し込んでしまう。しかし、その心地よさから途中意識が飛んでしまう。おおよそ、一瞬で終わってしまったように感じるんだよね。 段階を追って振り返ってみた。 1. なんとなく疲れているからマッサージを頼む 2. 申し込むときは時間はないけど、やや充実感を期待して長めに依頼 3. 実際にやってもらうと、とっても上手で意識が飛んでしまう。あっという間で終わってしまった。 4. 期待した充実感とはちょっと違うのに、支払うときは違和感なく気持ちよく支払った。 5. なぜか、リピート意欲が高まる。 たっぷり感に満足がありそうなサービスが、予想外に早く終わったように感じると次も頼みたくなる。 でも、大きく認識に乖離があるんじゃないんだよね。ちょっとなんとなく、、軽く裏切られている。 飲映画音楽、マッサージ、、、列挙しにくいもの

  • Okdt BLOG: 日経の想像力がたくましい件

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    okdt 2007/05/10
  • Okdt BLOG: WinXPデスクトップをわずか3分で4倍にする方法

    私のVAIO、OSはWindowsXP、1280x800が窮屈に感じてきました。悲しいことに、デュアルディスプレイでゴージャスに画面を拡げられるのも、当然ながらデスクにいるときだけです。この環境に少々不満が出てまいりました。 というのは、ある日、Ubuntu Linuxに3DデスクトップマネージャのBerylを入れながら、「そういえばWindowsにもバーチャルデスクトップってないはずないよなあ?」 なんと探したらあっさり見つかりました。これまで?探さなかったのです。思考停止でしたね。 以下に手順を示しますが、これを入れれば、「これまでの1枚のデスクトップが、4枚に」なります。とってもカンタン。 さて、そのソフトウェアはMicrosoftのサイトにありました。Powertoysというソフトウェアのひとつ、Virtual Desktop Managerです。 http://www.mic

  • Okdt BLOG: セキュリティは「ちゃんと」「きちんと」「しっかり」と?

    1位:「ちゃんと セキュリティ」158万件。 2位:「しっかり セキュリティ」150万件。 3位:「きちんと セキュリティ」140万件。 これらはこの記事を書く時点でGoogleでヒットした件数です。これを仮に、「セキュリティ解説の御三家」と名づけることにしましょう。まずは、検索結果をしげしげと眺めてみてください。何かもやもやとしませんか。釈然としないというか。 「セキュリティ」のように、高度な(?)概念を人に説明するのは難しい。日語にはそういうときに便利な言葉がたくさんあります。これが、「御三家」であり、上記のとおり、解説にはひっぱりだこで用いられています。 言葉の意味するところを突っ込んで調べていくと、姿勢、頻度、正確性、網羅性、緻密性、計画性などという要素に分解して説明したほうが意図がびしっと伝わって良さそうなものですが、比較的具体的な言葉、たとえば「綿密(59600件)」「緻密(