中国広東省に住む女性が、自宅のタンスにしまっておいた約40万元分(約630万円)の紙幣をシロアリに食べられるという被害に遭った。中国メディア・中国広播網が伝えた。 大金をシロアリに食べられてしまったのは、同省仏山市に住む60代の女性。女性の話によると、半年前に家族から受け取った40万元あまりのお札をビニール袋に入れて自宅のタンスに保管していたが、今年4月になってタンスの整理をしたところシロアリに食いちぎられたお札が大量に見つかったという。 「どうにかならないものか」と考えた女性は、近くの中国農業銀行の支店に連絡した。しかし、お札の食われっぷりを見て判断しかねた支店は、紙幣の発行機関である中国人民銀行の支店に助けを求めた。 今月5日に人民銀行に持ち込まれた約4000枚の100元札は、そのほとんどがシロアリに食い破られており、完全な形で残っていたものはほとんどなかった。また、シロアリが出した粘