英ロンドン(London)で共同記者会見する李克強(Li Keqiang)中国首相(左)とデービッド・キャメロン(David Cameron)英首相(2014年6月17日撮影)。(c)AFP/Neil Hall 【6月18日 AFP】中国国営英字紙・環球時報(Global Times)は18日、同国の李克強(Li Keqiang)首相の訪英に合わせ掲載した社説で、中国が世界の大国として英国を上回ったとの軽蔑的な主張を展開した。 李首相による3度目の訪英の最終日、同紙は「英国の中でも気高さを重視する人々にとって受け入れがたい事実だろうが、英国の国力は今や、中国と同列に並べることができない」「中国社会はますますくつろいで中英関係に対処している一方、英国人はこれ以上ないほど狭量になっている」と記した。中国を一党支配する共産党系の同紙はかねて、国粋的な論調を頻繁に展開している。 デービッド・キャメ