3月24日(米国時間)発売 価格:49.95ドル 今回紹介するMotionDSPが開発した「vReveal」は、携帯電話クラスのカメラで撮影された動画の画質を劇的に高画質化させるコンシューマ向けソフトだ。コンシューマ向けといっても、CIAにも採用された高度な技術を基盤としており、NVIDIAのGPUによるアクセラレーションにも対応するという特徴のあるソフトだ。 MotionDSPの技術が最初にコンシューマ向け製品として公開されたのは2007年のDEMOにおいてだ。米国カリフォルニアで年2回行なわれるこのイベントは、ベンチャー企業などが製品化を前提に開発した技術やサービスなどを初披露する場で、PC Watchでも過去数年にわたってそのレビューをお伝えしている。 そのときMotionDSPが発表したのは、製品ではなくサービスだが、「FixMyMovie」というビデオ共有サイトで、ここに動画をア
VAIO type Pを買うならWANモデルだと思っていたが、まだ、受付を開始していないようなので、とりあえず、ソニーにお願いして実機を借りてみた。昨年末に10日間ほどワンセグモデルを使ってみたが、発表前ということもあり、モバイルでの使用ができなかったが、今度は堂々と公衆の面前で使える。 ●WANの接続性を試す 今回お借りしたモデルはAtom Z540 1.86GHz搭載の64GB SSDモデルで、バッテリをはずすと奥にFOMAカードを挿入するためのスロットが用意され、ここにFOMAカードを装着するとモデムとして使えるようになっている。また、WANとGPSはペアで提供されるため、WANを選択すればGPSも使える。 3G通信をするためには、NTTドコモとの契約が必要だが、手持ちのものがあれば、それをそのまま使うことができる。ただし、ドコモの定額通信のためには別途契約が必要だ。また、ドコモの定
MicrosoftがWindows 7のベータをリリース、日本語版を含むUltimateバージョンの一般向け配布が始まった。同社では、家庭または仕事で使用するコンピュータにベータ版をインストールしないでほしいと呼びかけているし、当然、ダウンタイムに対する責任も負わない。だが、今回のベータ版は、これなら仕事に使いたいと思わせるくらいに安定していることに驚いた。 ●4つの環境にWindows 7をインストール 2008年秋に米国で開催されたPDCとWinHEC、そして、昨年暮れに東京で開催されたWinHEC Tokyoで配布されたプリベータに対して、今回のベータ版はびっくりするほど進化している。まるで、2008年中に完成していた版のリリースを、CEOのスティーブ・バルマー氏がCESの基調講演で発表できるように寝かせていたかのような余裕を感じる。 そんなわけで、入手した日本語版ベータを、複数の環
米ロスアンゼルスで開催されているPDC 2008において、Windows 7が正式に発表され、その概要が紹介された。前バージョンのVistaは2006年末にRTM、2007年1月にコンシューマー向けの出荷が始まったので、たった2年で次のWindowsというわけだ。XPからVistaまで5年もの間隔があったことを考えると、これから出荷に向けて要する期間を考えても、倍近いスピード感がある。 ●6.0から6.1へ すでに紹介されているように、Windows 7の内部バージョンは、Windows 6.1で、Vistaの6.0に対するマイナーアップデートとなっている。マイクロソフト的にはWindows 1.0から始まり、2.0、3.0と続き、Windows 95が4.0、Windows 2000が5.0、XPが5.1、Vistaが6.0なので、6.1を7として出すのは、かつてのWindows Meの
レノボ、軽量/長時間駆動の12.1型モバイル 「ThinkPad X200s」 ~Centrino2を搭載した「ThinkPad X301」も 「ThinkPad X200s」は、ThinkPadシリーズで最軽量でバッテリ駆動時間が最も長い12.1型のモバイルノートPC。重量は4セルバッテリ搭載時に約1.1kg、バッテリ駆動時間は9セルバッテリ/LEDバックライト液晶/SSDを搭載すると約13.6時間の動作が可能としている。IntelのvProテクノロジー Centrino2を採用する。 一例として、製品番号「74624JJ」は、CPUにCore 2 Duo SL9400(1.86GHz)、メモリ2GB(PC3-8500、最大4GB)、SSD 64GB、チップセットにIntel GS45 Express(ビデオ機能内蔵)、1,440×900ドット(WXGA+)表示対応12.1型ワイドLED
●ゲーム機の重荷となっている互換性問題 MicrosoftがゲームコンソールのOSをネットワーク配信型にする大きな理由は、ゲームコンソールが直面する互換性問題にあると見られる。間中氏が「システム側の変更が随時行なえる、これは我々の都合が一部ある」と触れているのが、このポイントだ。 前世代までのゲーム機(PlayStation 2やXbox 1など)は、ハード側にはローダー程度のソフトウェアしか持っていなかった。OSやライブラリやドライバのほとんどはゲームディスク側に搭載する、DOS時代のPCと似たようなソフトウェア環境だった。 そのため、ゲームプログラムとOS/ライブラリとの間の互換性は、ディスク上だけで確保すればよかった。ゲームディスクに収録されたバージョンのOSと、ゲームソフトウェアの互換性が保証されていれば実行上問題はなかった。ゲーム機ベンダーは、ハードウェアの一貫性を保ち、ハードが
ジャストシステムは、9月2日から日本語入力システム「ATOK」を月額課金制で提供する。料金は月300円で、1年間継続して利用した場合の料金は3,600円となり、これまで最も低価格だったダウンロード販売の価格を下回る。この価格でメーカーとして収益は成り立つのか、ジャストシステムの他の製品についても定額制度を実施する予定はあるのかなど、さまざまな疑問が浮かぶ。そこで、同社が月額課金制を導入する狙いを聞いた。 ●最新のATOKを利用する人を増やしたい 「ATOKに定額制度を導入した狙いは大きく2つあります。1つは、導入障壁となっている初期コストを引き下げることで、1人でも多くの人にATOKに触れてもらうこと。もう1つは、ATOK購入経験はあるが、買い換えは数年に一度というお客様に、常に最新のATOKを利用して頂く機会を提供することです」――ジャストシステム アライアンスビジネス部 ビジネス開発グ
7月11日にWILLCOM D4(以下D4と略す)が発売になった。筆者は、秋葉原のヨドバシで予約しており、開店と同時に入手した。すでに数人が並んでいたが、筆者は、iPhoneの表参道の発売にも並んだ後だったので、これぐらいは行列のうちには入らなかった。 今回は、速報として簡単なレポートを行ない、次回、分解を含めて詳細なレポートをお届けする予定だ。 ●パッケージと付属品 D4パッケージの付属品は、ACアダプタ(とACケーブル)、標準バッテリ、ソフトケース、イヤフォンマイク(マニュアルにはヘッドセットと表記されている)、W-SIMである。 そのほか、Office Personal 2007、およびPowerPoint 2007のインストールパック(ディスク)が付属しているが、ソフトウェア自体はすでにインストールされている。 付属のイヤフォンマイク用に、フェライトのノイズフィルタが付属していて、
ここにきてチラホラとMicrosoftの次期OS「Windows 7」に関するニュースが世間を賑わし始めている。直接的には米Wall Street Journal紙のイベント、D6(第6回のAll The Digital)にMicrosoftのBill Gates会長とSteve Ballmer社長が出席してスピーチを行なったこと、Windows Vista Team BlogにWindows 7の情報開示に関するポストがあったことを反映したものだろう。 Windows 7がどのようなものになるか。筆者の予想は今年の1月に書いた通りで、今も大きな変化はない。基本的には現在のWindows Vistaの延長線上にある改良型で、全面的に仮想化技術を取り入れたり、MinWinなどと呼ばれている軽量カーネルを用いたものにはならない。これら新技術についてMicrosoft内部で開発が行なわれているこ
NECと日立製作所は30日、共同でPC向けの新しい水冷モジュールを開発したことを発表した。それに先だって両社の開発した新型水冷モジュールの技術的な注目点と、将来のPC製品にどのような変化をもたらすかを取材し、まとめてみた。 本誌では以前、両社が開発/採用していた第1世代のメーカー製水冷モジュールを台湾で取材したが、今回のモジュールは4世代目。その間、複数熱源への対応、ヒートスプレッダおよびウォータージャケットの高効率化、大流量小型ポンプの採用などが施され、さらに大幅な低コスト化が図られている。 ●なぜ再び水冷なのか PC向け水冷(液冷)システムが最初に注目された2002~2003年頃は、PC向けマイクロプロセッサの消費電力が急増し、特に当時増えていた省スペースデスクトップPCへの搭載に問題が出始めることが明白だった時期だ。予想以上にリーク電流が問題となり、消費電力の増加に対して、いつ、どの
発売中 価格:142,800円 レノボ・ジャパン株式会社は、1.8インチの64GB SSD「ThinkPad 64GB ソリッド・ステート・ディスク」を発売した。直販価格は142,800円。 同社のプレミアムモバイルノート「ThinkPad X300」に搭載されている64GB SSDと同等のもの。8mm厚の1.8インチサイズだが、9.5mm厚の2.5インチベイ用のカバーが付属し、X61 TabletやT61などでも利用可能。 アクセス速度はランダムセクターリードが80MB/sec、同ライトが30MB/sec。インターフェイスはSATAで、3Gbps転送に対応する。 □レノボのホームページ http://www.lenovo.com/jp/ja/ □ニュースリリース http://www-06.ibm.com/jp/domino02/NewAIS/aisextr_l.nsf/ByLetter
レノボ・ジャパンの「ThinkPad X300」は、ThinkPadシリーズが持つ、堅牢で使い勝手の良さという特徴を受け継ぎつつ、小型パッケージのCPUやチップセット、LEDバックライト液晶などの最新技術を利用して、これまでのThinkPadシリーズでは見られなかったような非常に薄いボディを実現した意欲的な製品だ。 今回はこのThinkPad X300の製品版相当のサンプル(型番は今のところ存在しない6477-R5Uとなっていた)を利用して、その魅力、処理能力などに迫ってみたい。なお、製品の型番が違うことからもわかるように、実際の製品とは仕様などが違う可能性があることをお断りしておきたい。 ●LEDバックライトの13.3型WXGA+液晶を搭載し、これまでにない明るさを実現 ThinkPad X300(以下本製品)のディスプレイは、13.3型WXGA+(1,440x900ドット)のワイド液晶
先週、コンピュータ業界を大いに賑わした話題と言えば、やはりMacBook Airだったのではないだろうか。発表時、筆者は別の取材を海外で行なっていた最中だったが、PC誌以外からも数件の取材/コメントの依頼が届いたほどだ。それだけ注目度が高かったということだろう。 そんなMacBook Air、実物はどんなものかと最終試作品の取材をしてみた。そこでいくつか感じたことなどを、Apple側のコメントも交えながら書き進めていきたい。 ●デザインと裏腹に凸凹の多いMacBook Airのハードウェア構成 MacBook Airのニュースを見て、真っ先に感じたのは「なんと凸凹(デコボコ)の多いハードウェア構成なんだろう」ということだ。流麗な曲面に身をまとったMacBook Airのデザインは、滑らかで塊感があり、メモリ増設やバッテリユニットなどの開口部が一切ない。滑らかそのものの外観だが、一方で“一般
MacBook Air。後ろに見えるのはMacBook Airのパッケージで、MacBookのパッケージより56%小さくなっている 1月16日 開催 米国サンフランシスコで開催されているMacworld Conference&Expoに合わせ、アップルジャパン株式会社は16日、日本で説明会を開催。スティーブ・ジョブズ氏基調講演で発表されたMacBookシリーズの新モデル「MacBook Air」、Leopardに搭載されている自動バックアップ機能「Time Machine」をサポートするワイヤレスネットワークストレージ「Time Capsule」などの新ハードや、iPod Touchのソフトウェアアップデートなどについての説明が行なわれた。 説明会では、午前中にMacworld Conference&Expoのスティーブ・ジョブズ氏基調講演がビデオ上映され、午後から新ハードや新サービスに関
1月15日、Macworld Conference&Expo初日のキーノートスピーチに、Appleのスティーブ・ジョブズCEOが登壇した。ジョブズCEOが取り上げた話題を大きく分けると4つだった。 1. Leopardと専用バックアップデバイスとなるTime Capsule 2. iPhoneとiTouchの新しいファームウェアによる機能拡張 3. 映画のオンラインレンタルサービスとファームウェアアップデートによるApple TVでの対応 4. 新しいMacBook Air この中で最も注目度が高いのは、もちろん4のMacBook Airだろう。世界で最も薄いノートPCという触れ込み通り、最薄部で4mm、最も厚い部分でも19.4mmと2cmを切る。ジョブズCEOはMacBook Airの薄さをソニーのVAIO TZと比較して見せたが、VAIO TZは薄型だが2スピンドル機。同列に比較するこ
1月3日(米国時間) 発表 価格:799ドル~ Lenovoは3日(米国時間)、コンシューマ向けPCの新ブランド「Idea」を立ち上げたと発表した。 Ideaシリーズは、同社のグローバルのビジネス向けPCブランド「Think」の流れを受け継いだ製品で、ノートPCの「IdeaPad」と、デスクトップPCの「IdeaCentre」の2種類をラインナップ。発表当初はIdeaPadの3機種をリリースした。 グローバル向けに、米国を始め、フランス、ロシア、南アフリカ、インド、オーストラリア、香港、東南アジアおよび中国などで販売されるが、日本国内での販売についてはリリースで触れていない。 IdeaPadシリーズは、いずれもCentrinoに準拠し、本体備え付けのWebカメラによる顔認証技術「VeriFace」を搭載。また、マルチメディア向け機能として「Dolby Home Theater」やオリジナル
東芝の「dynabook SS RX1/T7A」の試作機を、この1週間ほど取材に出かける際に使ってみた。こうした仕事道具に特化した製品は、やはり実際の現場で使ってみなければ、なかなか使い勝手の善し悪しが見えてこないからだ。 試用したモデルはSSD搭載のハイエンド機ではないが、おそらく店頭ではもっとも売れるだろうHDD+光学ドライブのモデルである。バッテリ駆動時間はJEITA測定法で11時間、それでいて12.1型液晶パネルと19mmピッチのキーボードを組み合わせ重量は1,090gと、スペックの面では申し分ない。 今回はいつもとは趣向を変えて、いくつかの項目ごとに分類して書き進めていこう。 ●ユーザーインターフェイス ・キーボード 最初に触れておきたいのがキーボード。ビジネスツールとしての性格が強いRX1は、キーボードの品質が使用感を大きく左右する。しかし、この手の軽量ノートPCの場合、キーボ
12月4日 発売 レノボ・ジャパン株式会社は、ThinkPadが2007年10月で15周年を迎えたことを記念し、「ThinkPad X61s 15th Anniversary Edition」を12月4日より315台限定で発売する。 ThinkPadの15周年を記念し、スペシャルモデルを投入する。ThinkPad X61sをベースに、特別仕様として、パームレストと液晶ベゼルへ高級質感の塗装、15周年記念ロゴの追加、英語キーボードのオプション追加などを提供する。通常モデルからスペック面も強化され、メモリは2GB、HDDは7,200rpmの製品を搭載する。 主な仕様は、CPUに低電圧版Core 2 Duo L7500(1.6GHz)、2GBメモリ、チップセットにIntel GM965 Express(ビデオ機能内蔵)、200GB HDD、IEEE 802.11a/b/g/nドラフト2.0対応無
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