前回はConsulの登場背景や使いどころについて扱いました。今回はConsulを実際に使うために、簡単なクライアント・サーバ構成を作成します。それから基本的なサービスの登録方法や、その結果をConsulのインターフェースを通して知る方法を見ていきます。 動作確認のための最小構成 Consulの基本動作を確認するための最小環境は、1台のサーバ上でConsulエージェントをサーバモードとして動かします(図1)。Consulサーバは、エージェントから取得した様々なデータを保管し、結果を参照するためのインターフェースを提供します。Consulエージェントを起動するときに、サーバモードを明示するオプションを付けて起動します。 図1 Consulサーバの最小構成 なお、Consulサーバが1台なのは、あくまで簡単な動作確認のためです。実際の環境においては、データ保全のために3または5台のConsu
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