5月13日、イースト・プレスより山本直樹の自選作品集「夕方のおともだち」がリリースされる。かつて単行本「フラグメンツ」に併録された表題作を筆頭に、ここ十余年に描いた作品から山本がもっとも重要と判断した短編8本が収録される。なお発売日は地域によって前後することがあるとのこと。 帯には「不安の残像──著者自身が認める、ベスト・ワークス」という惹句が躍るこの短編集、昨年発売された「明日また電話するよ」に続く、自選作品集第2弾という位置づけ。 特別付録として、1万2千字のロングインタビュー「水と夢と家族」を収録。文芸評論家の仲俣暁生とイーストプレス編集部がインタビュアーを務め、創作の背景や娘とのエピソード、「堀田」の不健全図書指定の件にまで言及している。加えて単行本初収録となるカラーページ、著者の各作品に対するセルフライナーノーツも掲載されるとのこと。 「夕方のおともだち」収録作 渚のアルバム 便