①現常陸宮邸は「常盤松御用邸」と呼ばれている所で、戦前は東伏見宮邸があり、戦後の昭和25年からは現天皇陛下の「東宮仮御所」となり、昭和35年に赤坂御用地内に東宮御所が完成して移転されるまでお住まいでした。皇后陛下とのご成婚が昭和34年なので、お二人は「常盤松御用邸」で新婚時代をお過ごしになったわけです。 昭和34年の衆議院予算委員会で「東宮御所完成後は常盤松御用邸は空家にしておくのか」という問いに瓜生政府委員は「将来義宮=常陸宮さまがお使いになるのではないか」と答弁しており、当時は常盤松御用邸は皇太子、皇次子がお住まいになる場所になっていたようです。 ②皇族の方のお住まいの場合、どうしても国家予算の対象になりますので、宮内庁の原案を基に進めるので、庶民のように新規にマンションを買ったり借りたり、というわけには行きませんから、前述のように既設方針で常陸宮邸は常盤松御用邸に落着いたようです。
![常陸宮邸について - 天皇家以外は私邸を認められていると聞いたことがあるのですが、1、それでもどうして赤坂御用地にお住みになっていな... - Yahoo!知恵袋](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1d07bee2b75b182ba712690f3a3464c29972e28b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.yimg.jp%2Fimages%2Fks%2Fclap%2Fimage%2Fogp%2Fogp.png)