【ロンドン時事】フィンランドのマリン首相は、働き方改革の一環として、週休3日制の導入を検討する考えを表明した。 【図解】世論調査・有給休暇の取得義務日数について 欧州メディアが6日報じた。週休3日制は労働生産性の向上につながるとして、世界的に注目を集めつつある。 報道によると、マリン首相は「人々はもっと家族や愛する人、趣味などに時間を費やすべきだ」と述べた。1日6時間労働制も検討するという。 フィンランドでは現在、日本を含む多くの国々と同様に1日8時間、週休2日制が定着している。隣国スウェーデンでは2015年から1日6時間制を試験的に導入し、生産性向上に効果があったとされる。 週休3日制をめぐっては、日本マイクロソフトが昨年8月に実施し、生産性が向上したと公表。従業員の92%が評価しているという。