安倍総理大臣は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡る交渉の大筋合意を受けて、記者会見し、国家百年の計で国民の生活を豊かにするものだという考えを示すとともに、国内農業への影響に対する懸念に応えるため、新たに総合対策本部を設置することを明らかにしました。 そのうえで、安倍総理大臣は「かつてない規模の人口8億人、世界経済の4割近くを占める広大な経済圏が生まれます。そしてその中心に日本が参加する、TPPはまさに国家百年の計であります。TPPは私たちの生活を豊かにしてくれます」と述べました。さらに安倍総理大臣は「TPPのメリットは、単に関税をなくすだけにとどまりません。安かろう悪かろうは、認めない。サービスから知的財産に至るまで幅広い分野で品質の高さが正しく評価される公正なルールを共有し持続可能な経済圏をつくりあげる、野心的な取り組みだ」と述べました。 一方、安倍総理大臣は「『TPPに入ると農