17日未明、千葉県君津市の製鉄所で、50代の男性作業員が毒物の液体が入った水槽で浮いているのが見つかり、死亡が確認されました。 警察は、設備点検中に水槽に転落したとみて詳しい状況を調べています。 17日午前1時すぎ、千葉県君津市君津の「日本製鉄東日本製鉄所君津地区」で、「水槽内に男性が浮いている」と消防に通報がありました。 駆けつけた消防隊員が水槽から50代の男性作業員を、ひきあげましたが、その場で死亡が確認されました。 警察によりますと水槽は、縦5メートル、横3メートルの長方形で深さが2メートルあり、「日本製鉄東日本製鉄所君津地区」によりますと製鉄作業の際に発生する毒物のシアンが入った液体がためられていたということです。 警察は、男性が設備点検中に水槽内に転落したとみて詳しい状況を調べています。